継子の水汲み(方言)

概要

昔、これは(継親が)継子をいじめるためにいいつけた仕事のことだがね、「お前は、今日はこのつるべで、この桶に水を汲み入れなさい。」と言った。それがそのつるべは底のないものでね、水桶には底はあったのだけど、親のいいつけたものと言って、つるべを井戸に落としては汲み、落としては汲みして、わずかにそれからしたたる分で、水桶を満たしたそうだよ。「これで水は汲みました。水桶を満たしました。」と、親に言うと、「それでよい、今度はね、もう一度水を汲みなさい。」と言いつけた。このときは、水桶の底は抜いて、つるべには底を入れて水を汲ませたら、一日中汲んでも、幾度やっても水桶の底にはまるっきりたまらなかったそうだ。それでね、その時からティールバーキということは始まったそうだ。大きくても底がなければ儲けてきても貯えることができなければティールバーキと言われるんだよ。

再生時間:1:19

民話詳細DATA

レコード番号 47O370679
CD番号 47O37C032
決定題名 継子の水汲み(方言)
話者がつけた題名 ティールバーキの始まり
話者名 屋良朝助
話者名かな やらちょうすけ
生年月日 19070608
性別
出身地 沖縄県読谷村瀬名波
記録日 19770815
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第7班
元テープ番号 読谷村瀬名波T07B01
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集4瀬名波の民話 P11
キーワード 継親,継子,桶,水汲み
梗概(こうがい) 昔、これは(継親が)継子をいじめるためにいいつけた仕事のことだがね、「お前は、今日はこのつるべで、この桶に水を汲み入れなさい。」と言った。それがそのつるべは底のないものでね、水桶には底はあったのだけど、親のいいつけたものと言って、つるべを井戸に落としては汲み、落としては汲みして、わずかにそれからしたたる分で、水桶を満たしたそうだよ。「これで水は汲みました。水桶を満たしました。」と、親に言うと、「それでよい、今度はね、もう一度水を汲みなさい。」と言いつけた。このときは、水桶の底は抜いて、つるべには底を入れて水を汲ませたら、一日中汲んでも、幾度やっても水桶の底にはまるっきりたまらなかったそうだ。それでね、その時からティールバーキということは始まったそうだ。大きくても底がなければ儲けてきても貯えることができなければティールバーキと言われるんだよ。
全体の記録時間数 1:19
物語の時間数 1:19
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP