
勝連城の東側の傾斜地帯に、勝連バーマーは住んでいたようだ。そこは、ひどく困窮(な場所だったので、今の勝連外間に下りたという話。それから、この人は秀れた人だった。昔も今と変わりなく、魚を養殖するでしょう。網を張り魚を養殖していたようだね。そこで、勝連バーマーは、責任者にさせられていたんでしょうねそれに、この人は、とても頓智が早かったようで、その知恵が認められ首里城に公用があって、その王の仕事をしに行ったようだ。もう、勝連から、首里までは遠くて、普天間を通って行く距離は長いので、向こうへ着く時間がいつも遅くなっていた。それで、勝連バーマーは、王様に「どうして、あなたたちの間切の仲間は、こんなに毎日毎日遅れて来るのか、こんなふうでは仕事はできない。」と言われた。「それでは、十一日には、月が昇るまで頑張がんばります。」と答えた。そして、いよいよ十一日がやってきた。殿様もいらっしゃって、人夫たちに「それでは、今日の仕事は、たくさん片づけてくれよ。」と頼んだ。そして、八時には月は昇ったので、バーマーが「もう月が昇りましたので、家へ帰りましょうね。」と王様に言った。王様は、「しまった!こいつにやられた。」と、残念がった話なんだよ。
| レコード番号 | 47O370459 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C022 |
| 決定題名 | 勝連バーマ 十一日月(方言) |
| 話者がつけた題名 | 勝連バーマ |
| 話者名 | 富着三郎 |
| 話者名かな | ふちゃくさぶろう |
| 生年月日 | 19060602 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村長浜 |
| 記録日 | 19810221 |
| 記録者の所属組織 | 読谷ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村長浜T12A11 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集3長浜の民話 P138 |
| キーワード | 勝連城東側の傾斜地帯,勝連バーマー,勝連外間,網を張り魚を養殖,頓智者,首里城,十一日には月が昇るまで頑張がんばります,殿様,人夫たち,八時に月は昇った |
| 梗概(こうがい) | 勝連城の東側の傾斜地帯に、勝連バーマーは住んでいたようだ。そこは、ひどく困窮(な場所だったので、今の勝連外間に下りたという話。それから、この人は秀れた人だった。昔も今と変わりなく、魚を養殖するでしょう。網を張り魚を養殖していたようだね。そこで、勝連バーマーは、責任者にさせられていたんでしょうねそれに、この人は、とても頓智が早かったようで、その知恵が認められ首里城に公用があって、その王の仕事をしに行ったようだ。もう、勝連から、首里までは遠くて、普天間を通って行く距離は長いので、向こうへ着く時間がいつも遅くなっていた。それで、勝連バーマーは、王様に「どうして、あなたたちの間切の仲間は、こんなに毎日毎日遅れて来るのか、こんなふうでは仕事はできない。」と言われた。「それでは、十一日には、月が昇るまで頑張がんばります。」と答えた。そして、いよいよ十一日がやってきた。殿様もいらっしゃって、人夫たちに「それでは、今日の仕事は、たくさん片づけてくれよ。」と頼んだ。そして、八時には月は昇ったので、バーマーが「もう月が昇りましたので、家へ帰りましょうね。」と王様に言った。王様は、「しまった!こいつにやられた。」と、残念がった話なんだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:08 |
| 物語の時間数 | 2:08 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |