
茶湯飯食ということは、昔からあるが、二男、三男が新しい屋敷をもとめて新築し、家も完成して分家、引越しする日の悪払いのことを茶湯飯食といいますが、その願い事の内容をすこしばかり話してみましょう。「この土地の神様よ どうかお聞きになって下さい きょうの吉日に 屋敷を求めて土をひきならし石地を打ち 山の木も盗まず 嶽の木も切らず 許された山から お金を出して 買った材木です 七谷七筋七川七海を越えて持ってきた材木です 四つの心柱 水柱を建て 貫木を廻らし ヤナカをうち上げ 棟木を載せて 茅を葺き廻らし ヤナカを葺き上げ 静かに静かに 七回廻らしイリチャを葺き その下で三斗三升の赤飯を炊き 北の海の鯨 ワイサバ 潮を吹く 泡を吹く アワーメー カワーメー 鬼は外徳は内 茶湯飯食 茶湯飯食。」以前は、このような文句を覚えている御年寄りが、多勢の子、孫達をひきつれて、その文句を唱えて歩き、新しい屋敷の御願をすることになっていた。現在では、家の造りもスラブに移り変わり、貫木屋というのもなくなってしまった。四つの心柱、八つの金柱というのは、四つの角の柱もりっぱに建てたよ、それから八つの金柱というのはリーンもりっぱに上げられていますという言い分である。年若い者が、あまり詳しく知りませんが、昔の人の言われたことを聞いて覚えて、今、若者達にこのようなことを聞かせてあげようと思っているわけです。
| レコード番号 | 47O370447 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C021 |
| 決定題名 | 茶湯飯食(方言) |
| 話者がつけた題名 | チャーユーメークェー |
| 話者名 | 長浜真一 |
| 話者名かな | ながはましんいち |
| 生年月日 | 19101012 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村長浜 |
| 記録日 | 19810219 |
| 記録者の所属組織 | 読谷ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村長浜T11B11 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 20,80 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集3長浜の民話 P283 |
| キーワード | 茶湯飯食,新築祝い,引越しする日の悪払いを茶湯飯食 |
| 梗概(こうがい) | 茶湯飯食ということは、昔からあるが、二男、三男が新しい屋敷をもとめて新築し、家も完成して分家、引越しする日の悪払いのことを茶湯飯食といいますが、その願い事の内容をすこしばかり話してみましょう。「この土地の神様よ どうかお聞きになって下さい きょうの吉日に 屋敷を求めて土をひきならし石地を打ち 山の木も盗まず 嶽の木も切らず 許された山から お金を出して 買った材木です 七谷七筋七川七海を越えて持ってきた材木です 四つの心柱 水柱を建て 貫木を廻らし ヤナカをうち上げ 棟木を載せて 茅を葺き廻らし ヤナカを葺き上げ 静かに静かに 七回廻らしイリチャを葺き その下で三斗三升の赤飯を炊き 北の海の鯨 ワイサバ 潮を吹く 泡を吹く アワーメー カワーメー 鬼は外徳は内 茶湯飯食 茶湯飯食。」以前は、このような文句を覚えている御年寄りが、多勢の子、孫達をひきつれて、その文句を唱えて歩き、新しい屋敷の御願をすることになっていた。現在では、家の造りもスラブに移り変わり、貫木屋というのもなくなってしまった。四つの心柱、八つの金柱というのは、四つの角の柱もりっぱに建てたよ、それから八つの金柱というのはリーンもりっぱに上げられていますという言い分である。年若い者が、あまり詳しく知りませんが、昔の人の言われたことを聞いて覚えて、今、若者達にこのようなことを聞かせてあげようと思っているわけです。 |
| 全体の記録時間数 | 3:21 |
| 物語の時間数 | 3:21 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |