
宮古の漲水御嶽の話だが、昔、老夫婦二人で、大変美しい娘を育てて、親子三人暮していたというが、この娘は漲水御嶽から出て来たハブにだまされてしまって。毎夜(ハブに化けた男が)どこの誰だかわからない。(それで娘は)泣き暮していたというが、両親が「それでは、針に長い糸をつけて、そいつが来たら、その針をそいつの頭髪に刺して帰しなさいよ。(その糸を)手がかりに探せるから。」と言ってやると、今度は言われたとおり、針に糸を通して準備しておくと、その夜(男に化けた蛇が)来たので頭髪に針を刺した。それで、後を追って行くと、漲水御嶽に、この糸は行っていたんだと。ところで、この娘は妊娠していて、三人の子供を産んだところ、神のお告げで、ま、夢の中のことのように、「三年後には、必ず、この子供を漲水御嶽に連れておいでよ。」と頼まれた。いうとおりに、漲水御嶽に連れて行ってみると、まー、そこからハブがニョロ、ニョロと出てきた。しかし(子供達がハブを)恐がりはしないかと、その娘は心配するが、神のお告げであるからと、その子供三人をそこまで連れて行った。すると、(そのハブが子供達を)背中に乗せて、ほら穴の奥深くに連れ去ったという話があると。おわり。
| レコード番号 | 47O370292 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C013 |
| 決定題名 | 漲水御獄の話(方言) |
| 話者がつけた題名 | 漲水御獄の話 |
| 話者名 | 長浜真喜 |
| 話者名かな | ながはましんき |
| 生年月日 | 19061002 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村長浜 |
| 記録日 | 19761031 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第6班 |
| 元テープ番号 | 読谷村長浜T05A02 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集3長浜の民話 P40 |
| キーワード | 漲水御嶽,老夫婦,美しい娘を,ハブに騙される,針に長い糸,頭髪に刺す,ハブ,神のお告げ |
| 梗概(こうがい) | 宮古の漲水御嶽の話だが、昔、老夫婦二人で、大変美しい娘を育てて、親子三人暮していたというが、この娘は漲水御嶽から出て来たハブにだまされてしまって。毎夜(ハブに化けた男が)どこの誰だかわからない。(それで娘は)泣き暮していたというが、両親が「それでは、針に長い糸をつけて、そいつが来たら、その針をそいつの頭髪に刺して帰しなさいよ。(その糸を)手がかりに探せるから。」と言ってやると、今度は言われたとおり、針に糸を通して準備しておくと、その夜(男に化けた蛇が)来たので頭髪に針を刺した。それで、後を追って行くと、漲水御嶽に、この糸は行っていたんだと。ところで、この娘は妊娠していて、三人の子供を産んだところ、神のお告げで、ま、夢の中のことのように、「三年後には、必ず、この子供を漲水御嶽に連れておいでよ。」と頼まれた。いうとおりに、漲水御嶽に連れて行ってみると、まー、そこからハブがニョロ、ニョロと出てきた。しかし(子供達がハブを)恐がりはしないかと、その娘は心配するが、神のお告げであるからと、その子供三人をそこまで連れて行った。すると、(そのハブが子供達を)背中に乗せて、ほら穴の奥深くに連れ去ったという話があると。おわり。 |
| 全体の記録時間数 | 2:14 |
| 物語の時間数 | 2:14 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |