
あれはカーラカンジュヤーは親不孝者で、非常に身勝手だったので親から見放された。それで川辺から歩くようになった。一方、雀は親孝行者で、ボロ服をまとって、ボロ服を着て、あっちこっちから、食物をさがしてきて親にあげたという話であるが。ある王様の家を建築中に、昔の馬車引きが、馬車引きが、王様の倉庫から、米を持ち出し運んで来る途中で米をこぼしているところを、あの雀が見ていて、「おい、どこそこの橋にたくさんの米が落ちていたが、さあそこへ行って、私達仲間、皆、連れていって、取ってこよう。それで親にあげて親孝行することができるよ。」と言った。この雀の話を、誰が聞いたかというと、王様の家造りをしていなさった時、名護親方が、「おい、人夫達よ、今、ここにきている雀は、何か話して行くようだが、お前達わかるか。」とおっしゃった。それで「どういうわけで、貴方は雀が物を言っていることまでわかるのですか。」と人夫が言うと、名護親方は「それでは、あの雀一羽、今、話していた雀を捕っつかまえて、紐で三回ゆわえて放してごらん。某々の橋で、馬車引きがこぼした米を、取りに行く筈だから。」といって、雀を放したところ、まさしくそのとおり、そこに行き、米を家に持って行って貯え食べたという話。これは、名護親方という人の話。この雀の話は。
| レコード番号 | 47O370277 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C012 |
| 決定題名 | 雀孝行+名護親方の聞き耳(方言) |
| 話者がつけた題名 | 雀孝行 |
| 話者名 | 新垣平次郎 |
| 話者名かな | あらかきへいじろう |
| 生年月日 | 19100329 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村長浜 |
| 記録日 | 19761031 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第2班 |
| 元テープ番号 | 読谷村長浜T04A07 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集3長浜の民話 P268 |
| キーワード | カーラカンジュヤー,親不孝者,フクター,王様,クラー,名護親方,米 |
| 梗概(こうがい) | あれはカーラカンジュヤーは親不孝者で、非常に身勝手だったので親から見放された。それで川辺から歩くようになった。一方、雀は親孝行者で、ボロ服をまとって、ボロ服を着て、あっちこっちから、食物をさがしてきて親にあげたという話であるが。ある王様の家を建築中に、昔の馬車引きが、馬車引きが、王様の倉庫から、米を持ち出し運んで来る途中で米をこぼしているところを、あの雀が見ていて、「おい、どこそこの橋にたくさんの米が落ちていたが、さあそこへ行って、私達仲間、皆、連れていって、取ってこよう。それで親にあげて親孝行することができるよ。」と言った。この雀の話を、誰が聞いたかというと、王様の家造りをしていなさった時、名護親方が、「おい、人夫達よ、今、ここにきている雀は、何か話して行くようだが、お前達わかるか。」とおっしゃった。それで「どういうわけで、貴方は雀が物を言っていることまでわかるのですか。」と人夫が言うと、名護親方は「それでは、あの雀一羽、今、話していた雀を捕っつかまえて、紐で三回ゆわえて放してごらん。某々の橋で、馬車引きがこぼした米を、取りに行く筈だから。」といって、雀を放したところ、まさしくそのとおり、そこに行き、米を家に持って行って貯え食べたという話。これは、名護親方という人の話。この雀の話は。 |
| 全体の記録時間数 | 2:12 |
| 物語の時間数 | 2:12 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |