ヤブ医者の話(方言)

概要

これは唐船が遭難し、福建省の人、二人は陸に上がり、一人は名護の屋部に着いた。脈取り上手でクヮタと名乗り大宜味高里に脈取りに行くと、正月の年の夜だというのにご馳走もなく火正月をしている貧しい家があった。そこには子供が風邪で寝ていて、ヤブーが脈を取ると脈がなく死んでいる、親の脈を取ると両親も脈がない。そこでヤブーはここにいると死んでしまうから、ここから逃げることを告げる。それから脈上手だということで、王様の脈をとらそうと御城に呼ぶ。王様の手ではなく、猫の足をくびってその糸でもって脈を調べさせた。クヮタはそれは猫の脈だと言った。それから島尻に脈取りに行くと、青年が三人いて、その中で一番年下に「あの人の所に行って、腹が痛い様子をしなさい」と言った。クヮタは「もう死んでいるから肩に担いで連れて行け」という。青年二人はヤブーに、「この人は大変有名な人だが、生きている人にも、死んでいるというのか」と言った。ところがその人は神様なので、子供をよく見ると死んでいた。それから比屋根に唐人が黄金を持って埋められているということで、ある若い人がそれを掘り起こしに行くが、どんなことがあっても口を聞くなと言われた。そしたらその人の子孫は唖になった。

再生時間:5:54

民話詳細DATA

レコード番号 47O370232
CD番号 47O37C010
決定題名 ヤブ医者の話(方言)
話者がつけた題名 ヤブ医者の話
話者名 金城太郎
話者名かな きんじょうたろう
生年月日 18860920
性別
出身地 沖縄県読谷村長浜
記録日 19750723
記録者の所属組織 読谷村民話調査団
元テープ番号 読谷村長浜T02A04
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 80
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード クヮタ,唐船,遭難,福建省の人,名護の屋部,脈取り上手,大宜味高里,正月の年の夜,火正月,貧しい家,子供が風邪で,ヤブー,御城,王様の脈,猫の脈,島尻郡,草刈三人,腹痛,神,比屋根,黄金,唖
梗概(こうがい) これは唐船が遭難し、福建省の人、二人は陸に上がり、一人は名護の屋部に着いた。脈取り上手でクヮタと名乗り大宜味高里に脈取りに行くと、正月の年の夜だというのにご馳走もなく火正月をしている貧しい家があった。そこには子供が風邪で寝ていて、ヤブーが脈を取ると脈がなく死んでいる、親の脈を取ると両親も脈がない。そこでヤブーはここにいると死んでしまうから、ここから逃げることを告げる。それから脈上手だということで、王様の脈をとらそうと御城に呼ぶ。王様の手ではなく、猫の足をくびってその糸でもって脈を調べさせた。クヮタはそれは猫の脈だと言った。それから島尻に脈取りに行くと、青年が三人いて、その中で一番年下に「あの人の所に行って、腹が痛い様子をしなさい」と言った。クヮタは「もう死んでいるから肩に担いで連れて行け」という。青年二人はヤブーに、「この人は大変有名な人だが、生きている人にも、死んでいるというのか」と言った。ところがその人は神様なので、子供をよく見ると死んでいた。それから比屋根に唐人が黄金を持って埋められているということで、ある若い人がそれを掘り起こしに行くが、どんなことがあっても口を聞くなと言われた。そしたらその人の子孫は唖になった。
全体の記録時間数 5:54
物語の時間数 5:54
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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