豚小マジムン(方言)

概要

あの昔はみんな食べ物がなくて、鰻を取ったり川海老を取ったりしに山の中の小川に行った。その時は、祖母と一緒に行っていたそうだがね。そうするとね、物凄く大きな真っ黒い豚がグーグーしていた。誰かが食事をした田んぼの端だったのでしょう、すると「この野郎は二人で捕えてくびって木に引きつけて置こうね。」と結えてしまった。しかし、引きつけて置いたつもりだが、その翌日行ってみると、なんと、杓子になっていたそうよ。それから、ミシゲーとナビゲーに物の精がつき、豚はミシゲーだったようだよ。やっぱり物の精はあるらしいね。昔の人は話しておられた。それは本当に自分で見た事だったそうだ。家に帰るときはうしろ髪をひかれる思いだったよ。

再生時間:1:04

民話詳細DATA

レコード番号 47O370183
CD番号 47O37C007
決定題名 豚小マジムン(方言)
話者がつけた題名 豚グヮーマジムン
話者名 玉城ヨシ
話者名かな たましろよし
生年月日 19120730
性別
出身地 沖縄県読谷村喜名
記録日 19780617
記録者の所属組織 読谷ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村喜名T09B06
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集2喜名の民話 P24
キーワード 鰻,海老,豚,ナビゲー,ミシゲー,物の精,
梗概(こうがい) あの昔はみんな食べ物がなくて、鰻を取ったり川海老を取ったりしに山の中の小川に行った。その時は、祖母と一緒に行っていたそうだがね。そうするとね、物凄く大きな真っ黒い豚がグーグーしていた。誰かが食事をした田んぼの端だったのでしょう、すると「この野郎は二人で捕えてくびって木に引きつけて置こうね。」と結えてしまった。しかし、引きつけて置いたつもりだが、その翌日行ってみると、なんと、杓子になっていたそうよ。それから、ミシゲーとナビゲーに物の精がつき、豚はミシゲーだったようだよ。やっぱり物の精はあるらしいね。昔の人は話しておられた。それは本当に自分で見た事だったそうだ。家に帰るときはうしろ髪をひかれる思いだったよ。
全体の記録時間数 1:04
物語の時間数 1:04
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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