モーイ親方とかせかけ着物(方言)

概要

向こうに集まるのは、何と言ったかは全部忘れてしまったが。何の集まりだったのか、那覇の町でだったがね。そして、モーイがそこへ出かける時、モーイの親がこの着物は買ってきて置いてね。母親がね。「この着物を縫ったら彼はきっとそれを着けて行くだろう。」と、その布はそのままにしておいたそうだ。そうして置いていたら、モーイは、「着ていく日は今日だがなあ。」と思っていた。見ると、布だけがあったので、その布を巻きつけて家を出た。モーイの親は偉い人物だったので集会の前に出て行くと、そしたら人々が「どうした、モーヤー、君のその布は、巻いて来たのはどうしたわけだ。その不格好は?」と聞かれた。すると「私の母親は、今日着せる着物にもかかわらず、私がこの席に出るといって、この着物は縫わないでそのまま置いてあったので、それならばといって身体じゅうその布を巻いて来たというわけですよ。」とモーイ親方は答えた。

再生時間:1:01

民話詳細DATA

レコード番号 47O370140
CD番号 47O37C006
決定題名 モーイ親方とかせかけ着物(方言)
話者がつけた題名 モーイ親方
話者名 松田ウト
話者名かな まつだうと
生年月日 19010720
性別
出身地 沖縄県読谷村喜名
記録日 19770619
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第2班
元テープ番号 読谷村喜名T07B08
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集2喜名の民話 P112
キーワード 女親,モーヤー,着物
梗概(こうがい) 向こうに集まるのは、何と言ったかは全部忘れてしまったが。何の集まりだったのか、那覇の町でだったがね。そして、モーイがそこへ出かける時、モーイの親がこの着物は買ってきて置いてね。母親がね。「この着物を縫ったら彼はきっとそれを着けて行くだろう。」と、その布はそのままにしておいたそうだ。そうして置いていたら、モーイは、「着ていく日は今日だがなあ。」と思っていた。見ると、布だけがあったので、その布を巻きつけて家を出た。モーイの親は偉い人物だったので集会の前に出て行くと、そしたら人々が「どうした、モーヤー、君のその布は、巻いて来たのはどうしたわけだ。その不格好は?」と聞かれた。すると「私の母親は、今日着せる着物にもかかわらず、私がこの席に出るといって、この着物は縫わないでそのまま置いてあったので、それならばといって身体じゅうその布を巻いて来たというわけですよ。」とモーイ親方は答えた。
全体の記録時間数 1:01
物語の時間数 1:01
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP