継子の機織と二葉草(方言)

概要

あれはね、継親が布を織らせた時のことで、布のアジは継子には入れてなかった。それが自分の子どもには針)を入れてあったそうだ。継子には入れなかった。すると、継子は針がないので織ることができずに大道に出て行った。昔の言葉に、大道に出れば物が習えるという言葉がある。継子も習って針を入れた。すると、子守をしているおばあさん達が、「あのナカジチを入れなければ布は進まない。そんなにしては布は織れないよ。」と言った。その継子は「ああそうだった。」と道端に出てその布にナカジチを入れるのを習ったので布を織ることが出来た。それで実子よりも一番に織ってあったそうだ。またその後には、継母が「お前は二葉草を取って来い。」と言った。二葉草というのはわからないでしょう。二葉草を取ってきなさいと継親が行かせた。継子はあの船乗場に、海の近くに行ったんでしょう。「船乗りの皆さん、二葉草を知らないか。」と言ったら、船乗りの人が「二葉草とは松の葉のことだ。」と言った。松の葉は二葉からなっているでしょう。それが二葉草というものだ知らなかったのかと言ったそうだ。

再生時間:1:38

民話詳細DATA

レコード番号 47O370133
CD番号 47O37C006
決定題名 継子の機織と二葉草(方言)
話者がつけた題名 継子話
話者名 松田ウト
話者名かな まつだうと
生年月日 19010720
性別
出身地 沖縄県読谷村喜名
記録日 19770619
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第2班
元テープ番号 読谷村喜名T07B01
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集2喜名の民話 P83
キーワード 継子,布,ナカジチ,船のり,二葉草,松の葉
梗概(こうがい) あれはね、継親が布を織らせた時のことで、布のアジは継子には入れてなかった。それが自分の子どもには針)を入れてあったそうだ。継子には入れなかった。すると、継子は針がないので織ることができずに大道に出て行った。昔の言葉に、大道に出れば物が習えるという言葉がある。継子も習って針を入れた。すると、子守をしているおばあさん達が、「あのナカジチを入れなければ布は進まない。そんなにしては布は織れないよ。」と言った。その継子は「ああそうだった。」と道端に出てその布にナカジチを入れるのを習ったので布を織ることが出来た。それで実子よりも一番に織ってあったそうだ。またその後には、継母が「お前は二葉草を取って来い。」と言った。二葉草というのはわからないでしょう。二葉草を取ってきなさいと継親が行かせた。継子はあの船乗場に、海の近くに行ったんでしょう。「船乗りの皆さん、二葉草を知らないか。」と言ったら、船乗りの人が「二葉草とは松の葉のことだ。」と言った。松の葉は二葉からなっているでしょう。それが二葉草というものだ知らなかったのかと言ったそうだ。
全体の記録時間数 1:38
物語の時間数 1:38
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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