
昔、人が亡くなればすぐ葬式をした。翌日の朝、草刈りが、亡くなった人の墓の近辺で、草を刈ってい
たところ、墓の内から呻き声が聞こえてきた。するとそこにいた草刈りは、びっくりしてその墓の主家にそのことを知らせに行った。すると、みんな騒動になって集まって来た。そして墓を開けて見たところ、何とその人は、生きかえっていた。死んだはずの人がこのように生きていたので、初めに見たこの草刈りがその時手に持っていったのは、ゲーンと桑の葉で、それを持って墓とその主の家をこの人は行きも帰りも歩いた。それで、その時から、桑の葉とススキはかりー(縁起が良い)なものとして、旧八月九日はシバサシをするようになったといわれる。この伝えは上等だとされ、死んだ人も生きかえったので大変縁起が良いので、これを重んじ、シバサシには必ずこのケーンと桑の葉を混ぜて行うそうである。
| レコード番号 | 47O370061 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C003 |
| 決定題名 | シバサシ由来(方言) |
| 話者がつけた題名 | シバサシ由来 |
| 話者名 | 金子マツ |
| 話者名かな | かねこまつ |
| 生年月日 | 19120624 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村楚辺 |
| 記録日 | 19761017 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第四班 |
| 元テープ番号 | 読谷村喜名T04A12 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 20,80 |
| 発句(ほっく) | あるよーなーんかし |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集2喜名の民話 P138 |
| キーワード | - |
| 梗概(こうがい) | 昔、人が亡くなればすぐ葬式をした。翌日の朝、草刈りが、亡くなった人の墓の近辺で、草を刈ってい たところ、墓の内から呻き声が聞こえてきた。するとそこにいた草刈りは、びっくりしてその墓の主家にそのことを知らせに行った。すると、みんな騒動になって集まって来た。そして墓を開けて見たところ、何とその人は、生きかえっていた。死んだはずの人がこのように生きていたので、初めに見たこの草刈りがその時手に持っていったのは、ゲーンと桑の葉で、それを持って墓とその主の家をこの人は行きも帰りも歩いた。それで、その時から、桑の葉とススキはかりー(縁起が良い)なものとして、旧八月九日はシバサシをするようになったといわれる。この伝えは上等だとされ、死んだ人も生きかえったので大変縁起が良いので、これを重んじ、シバサシには必ずこのケーンと桑の葉を混ぜて行うそうである。 |
| 全体の記録時間数 | 1:15 |
| 物語の時間数 | 1:15 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |