クスクェー由来(方言)

概要

昔ね、ある所に、赤ん坊が生まれたから、幽霊が「今日は、どこどこに赤ん坊が生まれているから、この赤ん坊の命を取りに行こうな」と話しているのをユタのような人が聞いて、「こうしてはいられない、あの子を守らなければいけないから」と言って、その家に行った。この幽霊達は、何回、くしゃみをさせて、その子を取ろうな。何回、くしゃみをしたら、その子の命を取るぞ、という相談だったから、そのユタが行って、すぐ、子供がくしゃみをする度に、「クスクェーヒャー」「クスクェーヒャー」と言ったので、もうこの命を取る事ができない。そうして、もう、命を取りきれない。幽霊は帰って行ってこの子の命は助かった。それからというもの、子供がくしゃみをすると、必ず「クスクェーヒャー」と言うものだって。もう、昔から、くしゃみをすると「クスクェーヒャー」と、言うことになっている。

再生時間:1:09

民話詳細DATA

レコード番号 47O370057
CD番号 47O37C003
決定題名 クスクェー由来(方言)
話者がつけた題名 クスクェー由来
話者名 金子マツ
話者名かな かねこまつ 
生年月日 19120624
性別
出身地 沖縄県読谷村楚辺
記録日 19761017
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第四班
元テープ番号 読谷村喜名T04A10
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 12
発句(ほっく) んかしあるとぅくまんかい
伝承事情 父親
文字化資料 読谷村民話資料集2喜名の民話 P22
キーワード ユタ,幽霊,クスクェーヒャー
梗概(こうがい) 昔ね、ある所に、赤ん坊が生まれたから、幽霊が「今日は、どこどこに赤ん坊が生まれているから、この赤ん坊の命を取りに行こうな」と話しているのをユタのような人が聞いて、「こうしてはいられない、あの子を守らなければいけないから」と言って、その家に行った。この幽霊達は、何回、くしゃみをさせて、その子を取ろうな。何回、くしゃみをしたら、その子の命を取るぞ、という相談だったから、そのユタが行って、すぐ、子供がくしゃみをする度に、「クスクェーヒャー」「クスクェーヒャー」と言ったので、もうこの命を取る事ができない。そうして、もう、命を取りきれない。幽霊は帰って行ってこの子の命は助かった。それからというもの、子供がくしゃみをすると、必ず「クスクェーヒャー」と言うものだって。もう、昔から、くしゃみをすると「クスクェーヒャー」と、言うことになっている。
全体の記録時間数 1:09
物語の時間数 1:09
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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