
あのね、「多幸山にはフェーレーがいるよ。喜名番所に泊まって行こうかな。」そういうのはね、近いから。昔の偉い人達は歩いて山原旅行もなさったそうよ。多幸山にはフェーレーが出るので、喜名番所に泊まろうと。そういうことで、按司達もいらして喜名に泊まった。それでこの歌は生まれた。「向うは危いから、こっちに泊まって行こう。」ということになった。また、もう一つ番所の歌がある。「娘に惚れて 座喜味村に通い 通って珍しいのは喜名番所。」これも喜名番所の歌なのよ、二つある。それから、偉い人達がお泊りの時は、決まって女も泊まったそうだよ。昔のお偉方はそこを宿にしていた。(宿泊が出来るので)それで、面白い喜名の役場だと言って、こうしてお泊まりになった。そしてまた、今から二、三百年前の昔、喜名の綺麗なお婆さんたちも(若い頃)行ったそうよ。だから、喜名番所は綺麗な女が泊まるから、私達も泊まらなければと言って泊まったもんです。多幸山は、(喜名から)少し下りて行った所にある。今もあるでしょう多幸山はー。(怖い場所だったので)多幸山かけて歌が作られた。
| レコード番号 | 47O370035 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C002 |
| 決定題名 | 多幸山フェーレーと喜名番所(方言) |
| 話者がつけた題名 | 喜名番所 |
| 話者名 | 松田ナエ |
| 話者名かな | まつだなえ |
| 生年月日 | 18970422 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村喜名 |
| 記録日 | 19761017 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第三班 |
| 元テープ番号 | 読谷村喜名T02B02 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集2喜名の民話 P51 |
| キーワード | - |
| 梗概(こうがい) | あのね、「多幸山にはフェーレーがいるよ。喜名番所に泊まって行こうかな。」そういうのはね、近いから。昔の偉い人達は歩いて山原旅行もなさったそうよ。多幸山にはフェーレーが出るので、喜名番所に泊まろうと。そういうことで、按司達もいらして喜名に泊まった。それでこの歌は生まれた。「向うは危いから、こっちに泊まって行こう。」ということになった。また、もう一つ番所の歌がある。「娘に惚れて 座喜味村に通い 通って珍しいのは喜名番所。」これも喜名番所の歌なのよ、二つある。それから、偉い人達がお泊りの時は、決まって女も泊まったそうだよ。昔のお偉方はそこを宿にしていた。(宿泊が出来るので)それで、面白い喜名の役場だと言って、こうしてお泊まりになった。そしてまた、今から二、三百年前の昔、喜名の綺麗なお婆さんたちも(若い頃)行ったそうよ。だから、喜名番所は綺麗な女が泊まるから、私達も泊まらなければと言って泊まったもんです。多幸山は、(喜名から)少し下りて行った所にある。今もあるでしょう多幸山はー。(怖い場所だったので)多幸山かけて歌が作られた。 |
| 全体の記録時間数 | 6:06 |
| 物語の時間数 | 6:06 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |