
子を産まなかったので、その姑が、「お前は子も産まない女だから出ていけ。」と言って、毎日嫁を叱っていたそうだ。そして嫁はその茄子に、毎日水をかけて、大事に育てていたそうだ。育てていたが、実がならなかったので、後は家を出て行く時には、妊娠していたのかね、その女は。また、今度は、「実(な)りよ実(な)り茄子(なすび) 姑(しとぅ)ぬ屋(や)ぬ茄子(なすび)〔茄子よ沢山実ってくれ 姑の家の茄子よ〕実(な)らなしゅてぃ茄子(なすび) 嫁名(ゆみな)立(た)ちゅみ。〔実らなかったら 嫁として面目ないから」と言って、歌を詠んだそうだ、その女が。それから後には子を産んだということだった。姑親がもう大変嫁をそまつに扱ったそうだ。子を産むことができないと言って。
| レコード番号 | 47O376533 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C264 |
| 決定題名 | 嫁となすび(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 名嘉真ママズ |
| 話者名かな | なかまままず |
| 生年月日 | 19020212 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県恩納村仲泊 |
| 記録日 | 19760627 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 恩納村T47A06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 母親から聞いた。 |
| 文字化資料 | 『恩納村の民話・昔話編』P241 |
| キーワード | 子を産まない,姑,嫁を叱った,茄子,毎日水,妊娠 |
| 梗概(こうがい) | 子を産まなかったので、その姑が、「お前は子も産まない女だから出ていけ。」と言って、毎日嫁を叱っていたそうだ。そして嫁はその茄子に、毎日水をかけて、大事に育てていたそうだ。育てていたが、実がならなかったので、後は家を出て行く時には、妊娠していたのかね、その女は。また、今度は、「実(な)りよ実(な)り茄子(なすび) 姑(しとぅ)ぬ屋(や)ぬ茄子(なすび)〔茄子よ沢山実ってくれ 姑の家の茄子よ〕実(な)らなしゅてぃ茄子(なすび) 嫁名(ゆみな)立(た)ちゅみ。〔実らなかったら 嫁として面目ないから」と言って、歌を詠んだそうだ、その女が。それから後には子を産んだということだった。姑親がもう大変嫁をそまつに扱ったそうだ。子を産むことができないと言って。 |
| 全体の記録時間数 | 0:54 |
| 物語の時間数 | 0:54 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |