赤児の丈を計る猫(シマグチ)

概要

赤児の丈を計る猫   恩納村前兼久 上間源盛(1899・明治32年7月25日生) 行
これは昔の話だけどね、ある家で猫を長い間養っていたら、この猫が乳飲み児のそばにやってきて、寝たり腹ばいになったりして、その子の身の丈を計っていたそうだ。それで、それを見た主人は、「不思議なものだ。」と思ったそうだ。「なぜそんなことをするんだろう。」と思ってね。だがその意味が何なのかよくわからなかったそうだ。すると庭に行って穴を掘りはじめたそうだ。穴を掘ったんだそうだ、その猫は。それでも、「不思議なもんだ。」と見ていたが、なるほど考えてみると、その猫は自分の子供の丈ほどの穴を掘っている、それでこれは大変なことになったと思ったそうだ。どうしようかと思っていると、また計ってきては穴を掘ったりしているので、これはきっと化けているにちがいないといってその猫を殺してしまったそうだ。
『恩納村の民話・昔話編』P18

再生時間:1:22

民話詳細DATA

レコード番号 47O376498
CD番号 47O37C262
決定題名 赤児の丈を計る猫(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 上間源盛
話者名かな うえまげんせい
生年月日 18990725
性別
出身地 沖縄県恩納村前兼久
記録日 19760606
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T46A07
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 11
発句(ほっく)
伝承事情 大分県で友達から聞いた。
文字化資料 恩納村の民話・昔話編』P118
キーワード 猫,乳飲み児,寝たり腹ばい,子の身の丈を計っていた,庭に穴
梗概(こうがい) 赤児の丈を計る猫   恩納村前兼久 上間源盛(1899・明治32年7月25日生) 行 これは昔の話だけどね、ある家で猫を長い間養っていたら、この猫が乳飲み児のそばにやってきて、寝たり腹ばいになったりして、その子の身の丈を計っていたそうだ。それで、それを見た主人は、「不思議なものだ。」と思ったそうだ。「なぜそんなことをするんだろう。」と思ってね。だがその意味が何なのかよくわからなかったそうだ。すると庭に行って穴を掘りはじめたそうだ。穴を掘ったんだそうだ、その猫は。それでも、「不思議なもんだ。」と見ていたが、なるほど考えてみると、その猫は自分の子供の丈ほどの穴を掘っている、それでこれは大変なことになったと思ったそうだ。どうしようかと思っていると、また計ってきては穴を掘ったりしているので、これはきっと化けているにちがいないといってその猫を殺してしまったそうだ。 『恩納村の民話・昔話編』P18
全体の記録時間数 1:22
物語の時間数 1:22
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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