
これは、知恵勝負というのは、まあ唐も大和も沖縄も知恵勝負をしたようだがね。それで、初めは唐から話は言う、大和から言う、沖縄から言うと争いをしてね。それで初めはもう大和から言ったようだ。大和の言い分は、「もう大変大きな盥を作り、それに水を入れて子供たちを遊ばせるのがね、一番の楽しみだ。」と言ったようだ。また何ていうか、唐はまたね、「まわりが一里の太鼓を作ってね、それをボンボンたたいてね、子供たちを遊ばせるのが、それぐらいするのが一番の楽しみだ。」と言ったようだ。また沖縄の人はね、「残波の岬からね、唐まである竹をね、その竹の葉を牛が食べているのを見るのが一番の楽しみだ。」と言ったようだ。そう言われたから唐も大和もね、「そんなに大きな牛がいるものか、そんなに長い竹があるか。」と言ったので、沖縄の人は知恵があるので、「それくらい大きな牛がいるからね、その牛の皮を取ってね、まわりが一里もある太鼓を作ることができる。またね、それぐらい長い竹があるからこそ、もう昔はたらいは竹で作るでしょうまわりが一里もあるたらいは、その竹で作ることができる。」と言ったからね、そう言わされたからそのときには沖縄も、いや唐も大和もね、負けてね、沖縄は勝ったんだって。これが本当の知恵勝負だと言ってたよ。
| レコード番号 | 47O376475 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C261 |
| 決定題名 | 一里の太鼓(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | ジンブン勝負 |
| 話者名 | 石川元助 |
| 話者名かな | いしかわげんすけ |
| 生年月日 | 19130707 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県恩納村谷茶 |
| 記録日 | 19760223 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 恩納村T45A03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 13 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 父親が谷茶大工といわれるほどの優れた大工で、少年期から青年期にかけて父親からよく話を聞かされた。また友人間からの話も多い。 |
| 文字化資料 | 『恩納村の民話・昔話編』P233 |
| キーワード | 知恵勝負,唐,大和,沖縄,争い,大変大きな盥,一里の太鼓,残波の岬,唐まである竹,竹の葉,牛 |
| 梗概(こうがい) | これは、知恵勝負というのは、まあ唐も大和も沖縄も知恵勝負をしたようだがね。それで、初めは唐から話は言う、大和から言う、沖縄から言うと争いをしてね。それで初めはもう大和から言ったようだ。大和の言い分は、「もう大変大きな盥を作り、それに水を入れて子供たちを遊ばせるのがね、一番の楽しみだ。」と言ったようだ。また何ていうか、唐はまたね、「まわりが一里の太鼓を作ってね、それをボンボンたたいてね、子供たちを遊ばせるのが、それぐらいするのが一番の楽しみだ。」と言ったようだ。また沖縄の人はね、「残波の岬からね、唐まである竹をね、その竹の葉を牛が食べているのを見るのが一番の楽しみだ。」と言ったようだ。そう言われたから唐も大和もね、「そんなに大きな牛がいるものか、そんなに長い竹があるか。」と言ったので、沖縄の人は知恵があるので、「それくらい大きな牛がいるからね、その牛の皮を取ってね、まわりが一里もある太鼓を作ることができる。またね、それぐらい長い竹があるからこそ、もう昔はたらいは竹で作るでしょうまわりが一里もあるたらいは、その竹で作ることができる。」と言ったからね、そう言わされたからそのときには沖縄も、いや唐も大和もね、負けてね、沖縄は勝ったんだって。これが本当の知恵勝負だと言ってたよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:45 |
| 物語の時間数 | 1:45 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |