
「金」という字は、「人」を書くでしょう。次に「ニ」書いてですねえ。それから、「ハー」が入るでしょう。そして、心棒「ー」ひとつ「一」その字はですねえ、人には辛抱一なり(人ニハー一)。」という意味なんです。それで真志喜の人だったかねえ、昔の人から話は聞いたんですがねえ、その人がブラジルかペルーに行って、それで、帰って来て、子どもに話した字なんです。子供がですね、旅に出ると言ったので、親が、「お前は、この金の字の意味がわかるか。」と、聞いたそうだ。すると子どもは、「わからない、いくら考えてもわかりません。」と答えた。それで、親は、「旅に出るなら、この金の字を覚えてから行きなさい。」と、教えてその話をしたわけですね。それで子どもは、字を覚えて「人には辛抱一」(金)という字を知ってから行ったわけですね。それで、四、五年もしたら家に帰って来て、お金持ちになったという話です。
| レコード番号 | 47O376319 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C254 |
| 決定題名 | 金という字(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 宮城栄豊 |
| 話者名かな | みやぎえいほう |
| 生年月日 | 19030525 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県恩納村仲泊 |
| 記録日 | 19760226 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 恩納村T36B05 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 『恩納村の民話・昔話編』P238 |
| キーワード | 金,人,ニ,ハ,人には辛抱,真志喜,ブラジルかペルー,旅,金持ち |
| 梗概(こうがい) | 「金」という字は、「人」を書くでしょう。次に「ニ」書いてですねえ。それから、「ハー」が入るでしょう。そして、心棒「ー」ひとつ「一」その字はですねえ、人には辛抱一なり(人ニハー一)。」という意味なんです。それで真志喜の人だったかねえ、昔の人から話は聞いたんですがねえ、その人がブラジルかペルーに行って、それで、帰って来て、子どもに話した字なんです。子供がですね、旅に出ると言ったので、親が、「お前は、この金の字の意味がわかるか。」と、聞いたそうだ。すると子どもは、「わからない、いくら考えてもわかりません。」と答えた。それで、親は、「旅に出るなら、この金の字を覚えてから行きなさい。」と、教えてその話をしたわけですね。それで子どもは、字を覚えて「人には辛抱一」(金)という字を知ってから行ったわけですね。それで、四、五年もしたら家に帰って来て、お金持ちになったという話です。 |
| 全体の記録時間数 | 1:44 |
| 物語の時間数 | 1:44 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |