多幸山フェーレー(シマグチ)

概要

この多幸山の話は、昔話だから、本当か、本当でないか、昔のおじいさんたちから聞いて知っているだけで(本当のことは)わからないけれど、話してみよう。フェーレーというのは、昔のフェーレーのことで、この話には、お父さんが話していたとおり、つるし鈎(かぎ)を使って物品をとったという話もあり、強姦(ごうかん)をしたという話もあった。つるし鈎を使ったという話は、名護から那覇に行く途中で(旅人が)頭に乗せていた荷物をフェーレーが木の上からつるし鈎を使って、その荷物を盗っていたという話だが、ある所に大男がいて、その男が(荷物の代わりに)砂オーダーをつり上げさせてそのフェーレーを木の上から、ひき落としてやっつけたという話がある。昔話だから、(本当かどうか)わからないのだが、またこれには、昔のおじいさんたちの歌に、「多幸山にフェーレーが出るというから、喜名番所に泊まっていこう。女ともあろうものが番所に泊まるか、(それより)早く村に着きなさい。」という歌も作られているというよ。

再生時間:1:10

民話詳細DATA

レコード番号 47O376182
CD番号 47O37C249
決定題名 多幸山フェーレー(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 山城カナ
話者名かな やましろかな
生年月日 19001113
性別
出身地 沖縄県恩納村前兼久
記録日 197602227
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T34B09
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情 お父さんから聞いた。
文字化資料 『恩納村の民話・伝説編』P24
キーワード 多幸山,フェーレー,鈎,強姦,名護から那覇,大男,砂オーダー,喜名番所,
梗概(こうがい) この多幸山の話は、昔話だから、本当か、本当でないか、昔のおじいさんたちから聞いて知っているだけで(本当のことは)わからないけれど、話してみよう。フェーレーというのは、昔のフェーレーのことで、この話には、お父さんが話していたとおり、つるし鈎(かぎ)を使って物品をとったという話もあり、強姦(ごうかん)をしたという話もあった。つるし鈎を使ったという話は、名護から那覇に行く途中で(旅人が)頭に乗せていた荷物をフェーレーが木の上からつるし鈎を使って、その荷物を盗っていたという話だが、ある所に大男がいて、その男が(荷物の代わりに)砂オーダーをつり上げさせてそのフェーレーを木の上から、ひき落としてやっつけたという話がある。昔話だから、(本当かどうか)わからないのだが、またこれには、昔のおじいさんたちの歌に、「多幸山にフェーレーが出るというから、喜名番所に泊まっていこう。女ともあろうものが番所に泊まるか、(それより)早く村に着きなさい。」という歌も作られているというよ。
全体の記録時間数 1:10
物語の時間数 1:10
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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