嫁入り駕籠(シマグチ)

概要

ある女が、「自分が思っている男と結婚するんだ。」といって、そうに決めたが、嫁入りの時は駕籠(かご)に乗せられて行くからね、駕籠に乗せられて行く時、女の昔の恋人が、「ああこの女は今日はもう結婚して行ってしまうというが、もう私とずっと別れるんだなあ。」と言ってね、嫁入りの途中の道に隠れて、そして、あの男が、「阿旦の木の垣根さえ 着物をひっかけて引く 昔の元の恋人がいいのではないか。」と言ってその男が歌をよんだのでね、女はぱっと駕籠からとび出して行って、その男のもとへ走って行き、嫁入りするはずの男の所は恥をかかされたという話を一言は聞いた覚えがあるよ。言ってみればその女が駕籠にのって通る道は阿旦の木がいっぱい生えている山なんだなあ。男が阿旦山に隠れていて、「自分の思っている女は、今日はもう結婚して行くがもう本当に私と別れて行くんだなあ。」と言ってね、そこから駕籠が通って行く時、大きい声で歌をよんでね。阿旦垣の中に隠れている男がね、女の気を引くんだ。「私が袖を引いているよ。あなたは昔の恋人のほうがいいのではないか。」という気持でね。

再生時間:1:39

民話詳細DATA

レコード番号 47O376094
CD番号 47O37C245
決定題名 嫁入り駕籠(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 山内マカテ
話者名かな やまうちまかて
生年月日 18960705
性別
出身地 沖縄県恩納村南恩納
記録日 197602225
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T31A12
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情 義理の姉から聞いた。
文字化資料 『恩納村の民話・昔話編』P104
キーワード 結婚,駕籠,阿旦の木の垣根,着物,昔の恋人
梗概(こうがい) ある女が、「自分が思っている男と結婚するんだ。」といって、そうに決めたが、嫁入りの時は駕籠(かご)に乗せられて行くからね、駕籠に乗せられて行く時、女の昔の恋人が、「ああこの女は今日はもう結婚して行ってしまうというが、もう私とずっと別れるんだなあ。」と言ってね、嫁入りの途中の道に隠れて、そして、あの男が、「阿旦の木の垣根さえ 着物をひっかけて引く 昔の元の恋人がいいのではないか。」と言ってその男が歌をよんだのでね、女はぱっと駕籠からとび出して行って、その男のもとへ走って行き、嫁入りするはずの男の所は恥をかかされたという話を一言は聞いた覚えがあるよ。言ってみればその女が駕籠にのって通る道は阿旦の木がいっぱい生えている山なんだなあ。男が阿旦山に隠れていて、「自分の思っている女は、今日はもう結婚して行くがもう本当に私と別れて行くんだなあ。」と言ってね、そこから駕籠が通って行く時、大きい声で歌をよんでね。阿旦垣の中に隠れている男がね、女の気を引くんだ。「私が袖を引いているよ。あなたは昔の恋人のほうがいいのではないか。」という気持でね。
全体の記録時間数 1:39
物語の時間数 1:39
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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