安和に美人が生まれないわけ(シマグチ)

概要

女はみんな、城に引き上げられて、さらわれていったんだって、もう道でもどこでも美人が歩いていたら、隠れたところで、むりやりに相談もしないでさらっていったらしい。 その城の人は、その王様の妾にするということだ。そうすると城の人というのは、あれもこれも城の王様の妾にするといって、あららに連れていかれるのは誰にも止めることはできないでしょう。それで城のものだといって連れていって、あちらで美しい人は皆犯すんだって。もうそんなそのようなことが続いて、そんなふうで大変こまったので、しまいにはもう、親たちが、「こんなことではいけない。」と言って、「安和にはもう、容姿の美しいのは生まれないようにミーハガー(ただれ目)の不美人を生まれさせて下さい。」と祈ったので、安和は、ミーハガーといってね、全部ミーハガーばかりが生まれるという話。美人は生まれないんだという話をその年寄りの、ちょうどそのおばあさんたちがおっしゃったのを私たちも聞いているんだ。

再生時間:0:52

民話詳細DATA

レコード番号 47O376036
CD番号 47O37C243
決定題名 安和に美人が生まれないわけ(シマグチ)
話者がつけた題名 安和に美人が生まれないわけ
話者名 宜志富カメ
話者名かな ぎしとみかめ
生年月日 18991030
性別
出身地 沖縄県恩納村喜瀬武原
記録日 19760530
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T41B09
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情 子守りをしながら那覇からやってきたお婆さんからよく昔話を聞いた。
文字化資料 『恩納村の民話・伝説編』P87
キーワード 女,城,美人,王様の妾,安和,ミーハガー
梗概(こうがい) 女はみんな、城に引き上げられて、さらわれていったんだって、もう道でもどこでも美人が歩いていたら、隠れたところで、むりやりに相談もしないでさらっていったらしい。 その城の人は、その王様の妾にするということだ。そうすると城の人というのは、あれもこれも城の王様の妾にするといって、あららに連れていかれるのは誰にも止めることはできないでしょう。それで城のものだといって連れていって、あちらで美しい人は皆犯すんだって。もうそんなそのようなことが続いて、そんなふうで大変こまったので、しまいにはもう、親たちが、「こんなことではいけない。」と言って、「安和にはもう、容姿の美しいのは生まれないようにミーハガー(ただれ目)の不美人を生まれさせて下さい。」と祈ったので、安和は、ミーハガーといってね、全部ミーハガーばかりが生まれるという話。美人は生まれないんだという話をその年寄りの、ちょうどそのおばあさんたちがおっしゃったのを私たちも聞いているんだ。
全体の記録時間数 0:52
物語の時間数 0:52
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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