伊平屋王加那志(シマグチ)

概要

伊平屋王(いはおう)は罪人なんだよ。それが、伊平屋島に渡ってねえ、伊平屋島には後地(くしじー)、前地(めーじ)とあるそうだがね、それでこの人は、首里の方では侍の位を持っている人だったが王府と意見が合わなくて島流しされたそうだ。「どこへ、あなたは行きたいか。」と聞かれて「もう、作物を作って食べなくてはいけないから、伊平屋島は土地があるというし、伊平屋島に行かせて下さい。」と言って、島流しされたからね、すると伊平屋島には荒れ果てた田んぼがあったそうだ。そこで何で耕やしたのか、田を耕やしたから、昔は鴨がたくさんいてね、この田を耕やしているところへ下りて来て、草の根やら何やら、この鴨が来て草の根は全部ひろい集めて食べてしまうと、立派な田になり、そうして稲を植えたので、神だ、王だと言われ、伊平屋島へ行くまでは、王ではなかったが、「伊平屋王におなり下さい。」と言われたと。あの人がやったんではなく、鳥が根を全部ひきぬいたから、立派な田んぼになっていたそうだ。

再生時間:1:14

民話詳細DATA

レコード番号 47O376004
CD番号 47O37C242
決定題名 伊平屋王加那志(シマグチ)
話者がつけた題名 伊平屋王加那志
話者名 外間現一
話者名かな ほかまげんいち
生年月日 18931209
性別
出身地 沖縄県恩納村喜瀬武原
記録日 19760530
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T41A03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 『恩納村の民話・伝説編』109
キーワード 伊平屋王,罪人,伊平屋島,後地,前地,首里,侍の位,王府,島流し,田,鴨,稲
梗概(こうがい) 伊平屋王(いはおう)は罪人なんだよ。それが、伊平屋島に渡ってねえ、伊平屋島には後地(くしじー)、前地(めーじ)とあるそうだがね、それでこの人は、首里の方では侍の位を持っている人だったが王府と意見が合わなくて島流しされたそうだ。「どこへ、あなたは行きたいか。」と聞かれて「もう、作物を作って食べなくてはいけないから、伊平屋島は土地があるというし、伊平屋島に行かせて下さい。」と言って、島流しされたからね、すると伊平屋島には荒れ果てた田んぼがあったそうだ。そこで何で耕やしたのか、田を耕やしたから、昔は鴨がたくさんいてね、この田を耕やしているところへ下りて来て、草の根やら何やら、この鴨が来て草の根は全部ひろい集めて食べてしまうと、立派な田になり、そうして稲を植えたので、神だ、王だと言われ、伊平屋島へ行くまでは、王ではなかったが、「伊平屋王におなり下さい。」と言われたと。あの人がやったんではなく、鳥が根を全部ひきぬいたから、立派な田んぼになっていたそうだ。
全体の記録時間数 1:14
物語の時間数 1:14
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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