アカナーとシシダマ(シマグチ)

概要

七つ八つのころだったがね、まだ学校も行かないころのことだったよ。(お爺さんが)「いい話を聞かそうね」と言って。昔は、黄色い真珠と言って、首にほら首飾りよ、それはもうめったに見ることはなかったよ。そうだけれども、おじいさんの話がね、私にした話だけどね。「お前は、かわいい孫だからね」と言って、「恩納岳のふもとにね‥‥。」と話を聞かせたんだよ。お爺さんの思いつきだったんだなあ、と物心ついてから、そう思うようになったわけさ。恩納岳のふもとに、お月さまからね、アカナーが降りて来て、ジュズダマを、黄色い真珠のなる木を植えてあるから、そのアカナーは今日も水をかけて、翌日も水をかけて、「早く生えろ、生えろ。早くなれ、なれ。」と育てたので、また大きくなったから、「早くなれ、なれ。」と言ったので、黄色い真珠のジュズダマがたくさんなってね。そこまでお爺さんは話してから私に、「アカナーがもぎ残した黄色い真珠がなっているから、これはもうとっくにお月さまに帰っていっていないから、実を残しているのは、お前にもぎとってきてね、針で糸に通して首にかけてあげようね。」と、そうおっしゃった言葉をわたしは本当だと思っていたよ。

再生時間:1:56

民話詳細DATA

レコード番号 47O375977
CD番号 47O37C241
決定題名 アカナーとシシダマ(シマグチ)
話者がつけた題名 アカナーとシシダマ
話者名 山内マカテ
話者名かな やまうちまかて
生年月日 18960705
性別
出身地 沖縄県恩納村南恩納
記録日 19760223
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T30B02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情 昼食や夕食後に昔話を多く知っている祖父から聞かされた。
文字化資料 『恩納村の民話・昔話編』P192
キーワード 黄色い真珠,首飾り,恩納岳,お月さま,アカナー
梗概(こうがい) 七つ八つのころだったがね、まだ学校も行かないころのことだったよ。(お爺さんが)「いい話を聞かそうね」と言って。昔は、黄色い真珠と言って、首にほら首飾りよ、それはもうめったに見ることはなかったよ。そうだけれども、おじいさんの話がね、私にした話だけどね。「お前は、かわいい孫だからね」と言って、「恩納岳のふもとにね‥‥。」と話を聞かせたんだよ。お爺さんの思いつきだったんだなあ、と物心ついてから、そう思うようになったわけさ。恩納岳のふもとに、お月さまからね、アカナーが降りて来て、ジュズダマを、黄色い真珠のなる木を植えてあるから、そのアカナーは今日も水をかけて、翌日も水をかけて、「早く生えろ、生えろ。早くなれ、なれ。」と育てたので、また大きくなったから、「早くなれ、なれ。」と言ったので、黄色い真珠のジュズダマがたくさんなってね。そこまでお爺さんは話してから私に、「アカナーがもぎ残した黄色い真珠がなっているから、これはもうとっくにお月さまに帰っていっていないから、実を残しているのは、お前にもぎとってきてね、針で糸に通して首にかけてあげようね。」と、そうおっしゃった言葉をわたしは本当だと思っていたよ。
全体の記録時間数 1:56
物語の時間数 1:56
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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