瓦屋節の由来(シマグチ)

概要

瓦を焼く人ね、この赤瓦を焼く職人さんに、「沖縄にいらして下さい。」と頼んだそうだ。頼んでもだめだったので、「あなたが好きな物、望みのものは、何でも差し上げますから、沖縄にいらして下さい。」と言ったんだね。「それでは私が望むものは何でもくれるのだなあ。」と言ったので、沖縄の役人は「はい。」と答えたそうだよ。そしたら、夫もいて子供も二人とかいる女だが、大そう美しい人がいたそうだよ。唐人は、「その女を是非とも妻にする。」と言って、無理矢理(むりやり)に引っぱって行って、女を連れて行って妻にしたんだね。どうして、瓦屋節の歌ができたかというと、この唐人に連れて行かれた女がね、毎日、その連れて行かれた家の後にある丘の頂上に登って、「瓦屋の頂上に登って真南に向かって見れば。」その後は何と言ったかな、そんな歌を詠んで、毎日、夫の顔は見えないなあと眺めていたそうだよ。これがあの歌の伝えだって。

再生時間:1:23

民話詳細DATA

レコード番号 47O375963
CD番号 47O37C240
決定題名 瓦屋節の由来(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 宜志富カメ
話者名かな ぎしとみかめ
生年月日 18991030
性別
出身地 沖縄県恩納村喜瀬武原
記録日 19760226
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T30A16
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情 子守りをしながら那覇からやって来る祖母から話をよく聞かされた。
文字化資料 『恩納村の民話・伝説編』P65
キーワード 赤瓦を焼く職人,唐人,瓦屋節の歌
梗概(こうがい) 瓦を焼く人ね、この赤瓦を焼く職人さんに、「沖縄にいらして下さい。」と頼んだそうだ。頼んでもだめだったので、「あなたが好きな物、望みのものは、何でも差し上げますから、沖縄にいらして下さい。」と言ったんだね。「それでは私が望むものは何でもくれるのだなあ。」と言ったので、沖縄の役人は「はい。」と答えたそうだよ。そしたら、夫もいて子供も二人とかいる女だが、大そう美しい人がいたそうだよ。唐人は、「その女を是非とも妻にする。」と言って、無理矢理(むりやり)に引っぱって行って、女を連れて行って妻にしたんだね。どうして、瓦屋節の歌ができたかというと、この唐人に連れて行かれた女がね、毎日、その連れて行かれた家の後にある丘の頂上に登って、「瓦屋の頂上に登って真南に向かって見れば。」その後は何と言ったかな、そんな歌を詠んで、毎日、夫の顔は見えないなあと眺めていたそうだよ。これがあの歌の伝えだって。
全体の記録時間数 1:23
物語の時間数 1:23
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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