女に化けた杓子(シマグチ)

概要

喜名(きな)にひとりの男の子と、父親が二人で暮らしていたって。若者は十七・八才になって女あそびをして毎日町に通っていた。その娘は若者の畑の近くに毎日来て、話をしたりしてまもなく二人は結婚しそうなほどに仲が良くなったので父親に打ち明けて話をした。すると父親は、「ああそれは良いことだ。しかしちょっとおかしいので、今日は菓子でも買って行って、もしその菓子を少しも食べないのなら、この包丁で殺して来い。」と言いつけたそうだ。この若者は包丁と菓子を買って行ったそうだ。そして菓子を置いたそうだが、ひとつも減らないので父親に言われたままに包Tで刺し殺して次の日、また父親といっしょに見に行ったそうだ。するとしゃくしの真中に、包丁が刺さって置かれていたという話ですよ。これは本当の話なんでしょうか、昔、芝居にもあったんで本当にあった話だと思っていますよ。

再生時間:1:33

民話詳細DATA

レコード番号 47O375883
CD番号 47O37C237
決定題名 女に化けた杓子(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 山城真保
話者名かな やましろしんほ
生年月日 19091023
性別
出身地 沖縄県恩納村前兼久
記録日 19760227
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T28A02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 女あそび,包丁と菓子,しゃくし
梗概(こうがい) 喜名(きな)にひとりの男の子と、父親が二人で暮らしていたって。若者は十七・八才になって女あそびをして毎日町に通っていた。その娘は若者の畑の近くに毎日来て、話をしたりしてまもなく二人は結婚しそうなほどに仲が良くなったので父親に打ち明けて話をした。すると父親は、「ああそれは良いことだ。しかしちょっとおかしいので、今日は菓子でも買って行って、もしその菓子を少しも食べないのなら、この包丁で殺して来い。」と言いつけたそうだ。この若者は包丁と菓子を買って行ったそうだ。そして菓子を置いたそうだが、ひとつも減らないので父親に言われたままに包Tで刺し殺して次の日、また父親といっしょに見に行ったそうだ。するとしゃくしの真中に、包丁が刺さって置かれていたという話ですよ。これは本当の話なんでしょうか、昔、芝居にもあったんで本当にあった話だと思っていますよ。
全体の記録時間数 1:33
物語の時間数 1:33
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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