王妃狐(シマグチ)

概要

狐の話は、あれは、ずうっと昔の支那の殷(いん)の紂王(ちゅうおう)という時代の話を、年寄たちがやってましたがね。その殷の紂王は、後妻をもらわないうちは、大変良い王だったというが、後妻をもらってから、悪い王になってしまったって。唐の結婚は、かごにかさをさして、花嫁を乗せてかついでいくというが。途中、チャンという音がしたらしい。かぎをこわす音だったらしいが。それで、この狐が、この殷の紂王の妻になったらしい。今度はやっぱり、このような大王になると、易者も特別に決まっているでしょう
。その易者から、「ここに、このような者がいる。」という易が出ると、今度は狐がまた、王に易者のことを悪くいってこれを殺させた。自分はまた、殺させた後、まわって行って血を吸って食ってしまって、どんどん、人を食うごとに美人になっていってね。この女は、後で殺されたという話。この狐の話は、唐の話だよ。支那の殷という時代だったはずよ。元か、明か、それは、さっぱりわからんがね。

再生時間:1:17

民話詳細DATA

レコード番号 47O375307
CD番号 47O37C214
決定題名 王妃狐(シマグチ)
話者がつけた題名 狐の話
話者名 宜志富紹長
話者名かな ぎしとみしょうちょう
生年月日 18961208
性別
出身地 沖縄県恩納村安富祖
記録日 19760225
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T11A20
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情 主にお年寄りや父から聞いた。
文字化資料 『恩納村の民話 昔話編』P23
キーワード 狐の話,支那の殷の紂王,後妻,悪い王,唐の結婚,花嫁,易者
梗概(こうがい) 狐の話は、あれは、ずうっと昔の支那の殷(いん)の紂王(ちゅうおう)という時代の話を、年寄たちがやってましたがね。その殷の紂王は、後妻をもらわないうちは、大変良い王だったというが、後妻をもらってから、悪い王になってしまったって。唐の結婚は、かごにかさをさして、花嫁を乗せてかついでいくというが。途中、チャンという音がしたらしい。かぎをこわす音だったらしいが。それで、この狐が、この殷の紂王の妻になったらしい。今度はやっぱり、このような大王になると、易者も特別に決まっているでしょう 。その易者から、「ここに、このような者がいる。」という易が出ると、今度は狐がまた、王に易者のことを悪くいってこれを殺させた。自分はまた、殺させた後、まわって行って血を吸って食ってしまって、どんどん、人を食うごとに美人になっていってね。この女は、後で殺されたという話。この狐の話は、唐の話だよ。支那の殷という時代だったはずよ。元か、明か、それは、さっぱりわからんがね。
全体の記録時間数 1:17
物語の時間数 1:17
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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