藁しべ長者(シマグチ)

概要

子どもがね、言うならば学校に通うほどの子どもたちなんだよ。わらしべ一つを持っていろんな物と交換していったという話なんだよ。だからこの子どもは、頭がきれる者だったわけだね。昔は、味噌をつくる所は、臼でこうこうして味噌をついて作る所があった。その杵というのは、ぬるぬるしているので、味噌屋がわらしべを持っている子どもに、「おい、子どもよ、お前のわらしべを私にくれ。」と言うと子どもは、「ただではやれない。私は味噌となら交換します。」と言った。そうして、子どもはその味噌とわらしべを交換して味噌を持って歩いていた。すると昔はナービナクーといって、鍋に穴があいたりすると修繕する人がいた。あなたたちは知らないでしょうが、鍋に穴のあいたものは、生芋に味噌をつけて、こうこうして、修繕していたよ。だから鍋修繕屋は、その味噌を必要としていたわけだね。それで修繕屋は子どもに、「その味噌をくれ。」と言った。子どもは、「ただではやれない。あの鉄となら交換しよう。」と言って、今度は、鉄と交換した。そして今度はその鉄を持っていって、鍛冶屋に持っていって、売ってね。そういうふうにして、後には、国までも買ってしまったという話。その子どもが交換していって。

再生時間:1:29

民話詳細DATA

レコード番号 47O375276
CD番号 47O37C213
決定題名 藁しべ長者(シマグチ)
話者がつけた題名 藁しべ長者
話者名 小渡賜助
話者名かな おどようすけ
生年月日 18850407
性別
出身地 沖縄県恩納村宇加地
記録日 19760226
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T10B05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 『恩納村の民話 昔話編』P113
キーワード わらしべ,ろんな物と交換,味噌,ナービナクー,鍛冶屋
梗概(こうがい) 子どもがね、言うならば学校に通うほどの子どもたちなんだよ。わらしべ一つを持っていろんな物と交換していったという話なんだよ。だからこの子どもは、頭がきれる者だったわけだね。昔は、味噌をつくる所は、臼でこうこうして味噌をついて作る所があった。その杵というのは、ぬるぬるしているので、味噌屋がわらしべを持っている子どもに、「おい、子どもよ、お前のわらしべを私にくれ。」と言うと子どもは、「ただではやれない。私は味噌となら交換します。」と言った。そうして、子どもはその味噌とわらしべを交換して味噌を持って歩いていた。すると昔はナービナクーといって、鍋に穴があいたりすると修繕する人がいた。あなたたちは知らないでしょうが、鍋に穴のあいたものは、生芋に味噌をつけて、こうこうして、修繕していたよ。だから鍋修繕屋は、その味噌を必要としていたわけだね。それで修繕屋は子どもに、「その味噌をくれ。」と言った。子どもは、「ただではやれない。あの鉄となら交換しよう。」と言って、今度は、鉄と交換した。そして今度はその鉄を持っていって、鍛冶屋に持っていって、売ってね。そういうふうにして、後には、国までも買ってしまったという話。その子どもが交換していって。
全体の記録時間数 1:29
物語の時間数 1:29
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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