
ある所に十八になる子どもがいたそうだ。それでもうこれは体が弱くて、「ああこれは、私の子どもはもう十八で死ぬ運命なのかなあ。」と親は考えていたそうだが、ある坊主に、生命を守る坊主に、「私たちの子どもは十八までの寿命だと言っているがどうにかならないものでしょうか坊主様。」と言うと、「うんああそうかい、よしそれならば、お前の子どもは親孝行もよくやるのか。」「これは親孝行者なんですが、これが十八で死ぬと私は大変なことになります。私より先に死んでしまうと大変なことになります。」と言うと、坊主は、「よしよし、親孝行者だと言うのならなんとかしてやる。」と言って、「よしそれなら十八の上に八の字をつけよう。そうすれば八十八まで、お前たちの子は長生きするだろう。」と言ったので、「おおそうでございますか。」と言ったそうだ。そしてこれは八十八まで生きたという話を聞いたわけ。
| レコード番号 | 47O375233 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C211 |
| 決定題名 | 子供の寿命(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 子供の寿命 |
| 話者名 | 長嶺安有 |
| 話者名かな | ながみねあんゆう |
| 生年月日 | 18991218 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県恩納村南恩納 |
| 記録日 | 19760223 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 恩納村T09B03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 親や先輩から聞いた |
| 文字化資料 | 『恩納村の民話 昔話編』P84 |
| キーワード | 十八で死ぬ運命,坊主,十八の上に八の字,八十八 |
| 梗概(こうがい) | ある所に十八になる子どもがいたそうだ。それでもうこれは体が弱くて、「ああこれは、私の子どもはもう十八で死ぬ運命なのかなあ。」と親は考えていたそうだが、ある坊主に、生命を守る坊主に、「私たちの子どもは十八までの寿命だと言っているがどうにかならないものでしょうか坊主様。」と言うと、「うんああそうかい、よしそれならば、お前の子どもは親孝行もよくやるのか。」「これは親孝行者なんですが、これが十八で死ぬと私は大変なことになります。私より先に死んでしまうと大変なことになります。」と言うと、坊主は、「よしよし、親孝行者だと言うのならなんとかしてやる。」と言って、「よしそれなら十八の上に八の字をつけよう。そうすれば八十八まで、お前たちの子は長生きするだろう。」と言ったので、「おおそうでございますか。」と言ったそうだ。そしてこれは八十八まで生きたという話を聞いたわけ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:16 |
| 物語の時間数 | 1:16 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |