猫汁(シマグチ)

概要

あのね、山に小屋を作って仕事をする人たちの所に、犬猫が来たんだってね。いたのは四人だったとか。そしたら、ほら、これは猫なんだから捕まえてね、焼いて、汁は四人とも飲んだが、肉を食べ始めようとするが、これだけ四人の中で、誰も猫を今までに食べてみた者はいないので、「お前、食べてみろ。」「お前、食べてみろ。」と言って初めに食べるものはいないんだよ、もう猫を食べるのなんて初めてだから、そこで、一人の者が、「では、まず、私から味をみよう。」といって食べたらね、猫はおいしいからね、しばらくしたら、こいつは猫を食ってしまってから、「マーウー、マーウー。」したって。そして今度は、この猫の肉をくわえてね、これを持ってね、残りのものたちに、もう、「マーウー、マーウー。」と鳴きながらかみついてね。「さあこれは、大変なことになった。」と言って、「もうこれは、猫になってしまった。」と思いこんでね。残りのものたちは、すぐもう逃げだして、それで、友だちが逃げだした間に全部食ってしまっていたって。


再生時間:0:59

民話詳細DATA

レコード番号 47O375094
CD番号 47O37C204
決定題名 猫汁(シマグチ)
話者がつけた題名 猫と御馳走
話者名 宜志富紹長
話者名かな ぎしとみしょうちょう
生年月日 18961208
性別
出身地 沖縄県恩納村安富祖
記録日 19760226
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T03B15
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情 主にお年寄りや父から聞いた。
文字化資料 『恩納村の民話・昔話編』P244
キーワード 山に小屋,犬猫,猫の汁
梗概(こうがい) あのね、山に小屋を作って仕事をする人たちの所に、犬猫が来たんだってね。いたのは四人だったとか。そしたら、ほら、これは猫なんだから捕まえてね、焼いて、汁は四人とも飲んだが、肉を食べ始めようとするが、これだけ四人の中で、誰も猫を今までに食べてみた者はいないので、「お前、食べてみろ。」「お前、食べてみろ。」と言って初めに食べるものはいないんだよ、もう猫を食べるのなんて初めてだから、そこで、一人の者が、「では、まず、私から味をみよう。」といって食べたらね、猫はおいしいからね、しばらくしたら、こいつは猫を食ってしまってから、「マーウー、マーウー。」したって。そして今度は、この猫の肉をくわえてね、これを持ってね、残りのものたちに、もう、「マーウー、マーウー。」と鳴きながらかみついてね。「さあこれは、大変なことになった。」と言って、「もうこれは、猫になってしまった。」と思いこんでね。残りのものたちは、すぐもう逃げだして、それで、友だちが逃げだした間に全部食ってしまっていたって。
全体の記録時間数 0:59
物語の時間数 0:59
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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