
獣とよ、鳥類(ちょうるい)との喧嘩なんだよ、あれは。だからまず言うなれば、今日はけだものが勝ちそうだからよ、もう勝ちそうになったから、そのコウモリは、「獣の仲間、俺は獣だ。」と言っていて、また今度は、次には鳥類が、鳥がほんとうに勝ちそうになったら、「俺は飛べるから、俺は鳥類だ。」と言って。するとよ、ついにそいつらは両方とも、獣と鳥類が仲直りしたからよ、そのコウモリは獣の方にも、鳥の方にも入っているさあね。鳥類のかっこうしているからよ。両方が仲直りしたらよ。「こいつは、これは許すわけにはいかん。」といってよ、そうして皆で歩かしてくれないので、昼は鳥も獣も歩かしてくれないので、コウモリは夜、その両方の目を逃れて夜歩くという話だろう。私たちは三年のとき、学校でそれを習ったよ。
『恩納村の民話・昔話編』P190 マツか紹長なのか確認
| レコード番号 | 47O375090 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C204 |
| 決定題名 | こうもりの双心(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | こうもりの双心 |
| 話者名 | 宜志富紹長 |
| 話者名かな | ぎしとみしょうちょう |
| 生年月日 | 18961208 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県恩納村安富祖 |
| 記録日 | 19760226 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 恩納村T03B11 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 11 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 主にお年寄りや父から聞いた。 |
| 文字化資料 | 『恩納村の民話 昔話編』P190 |
| キーワード | 獣と鳥類の喧嘩,コウモリ |
| 梗概(こうがい) | 獣とよ、鳥類(ちょうるい)との喧嘩なんだよ、あれは。だからまず言うなれば、今日はけだものが勝ちそうだからよ、もう勝ちそうになったから、そのコウモリは、「獣の仲間、俺は獣だ。」と言っていて、また今度は、次には鳥類が、鳥がほんとうに勝ちそうになったら、「俺は飛べるから、俺は鳥類だ。」と言って。するとよ、ついにそいつらは両方とも、獣と鳥類が仲直りしたからよ、そのコウモリは獣の方にも、鳥の方にも入っているさあね。鳥類のかっこうしているからよ。両方が仲直りしたらよ。「こいつは、これは許すわけにはいかん。」といってよ、そうして皆で歩かしてくれないので、昼は鳥も獣も歩かしてくれないので、コウモリは夜、その両方の目を逃れて夜歩くという話だろう。私たちは三年のとき、学校でそれを習ったよ。 『恩納村の民話・昔話編』P190 マツか紹長なのか確認 |
| 全体の記録時間数 | 0:56 |
| 物語の時間数 | 0:56 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |