鼠の嫁入り(シマグチ)

概要

「国の偉い人をね、妻にする。」と言うとよ。そうしたら、ほら「あんなに偉い人を妻にする」と言ったので、「私よりは上の人を妻にする。」と言ったので、そうだったというんでしょう。もういくら妻さがしをしても、鼠にはおよばないよ。壁を歩かせても、ほら猫でさえも、そこを歩けないさ。そんな小さい所は、鼠しか歩けないさ。それで後は、そうなったというんでしょう。「もう君は、鼠としか結婚できない。」といって、鼠とニービチしたという話なのでしょう。その話なんでしょうねえ。何で、「うんと、一番良い人とニービチする。」と言っているかね、少しも良い人はいないんだ。まずもうあれより上の人はいないわけさもう鼠よりは。そのように鼠は、どこもかも歩いて、家の壁にももうあがったが、残りの者にはあがりきれない、家の壁には、あがれなかったので、鼠だけがあがれたので、もうそれで、「もう鼠こそ国の良い人である。」と、また夫婦になったという話だよ。
発刊『恩納村の民話・昔話編』P191

再生時間:1:09

民話詳細DATA

レコード番号 47O375086
CD番号 47O37C204
決定題名 鼠の嫁入り(シマグチ)
話者がつけた題名 鼠の嫁入り
話者名 宜志富カメ
話者名かな ぎしとみかめ
生年月日 18991030
性別
出身地 沖縄県恩納村安富祖
記録日 19760226
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 恩納村T03B07
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情 子守りをしながら那覇からやってきたお婆さんからよく昔話を聞いた。
文字化資料 『恩納村の民話 昔話編』P191
キーワード 国の偉い人,妻,鼠と結婚
梗概(こうがい) 「国の偉い人をね、妻にする。」と言うとよ。そうしたら、ほら「あんなに偉い人を妻にする」と言ったので、「私よりは上の人を妻にする。」と言ったので、そうだったというんでしょう。もういくら妻さがしをしても、鼠にはおよばないよ。壁を歩かせても、ほら猫でさえも、そこを歩けないさ。そんな小さい所は、鼠しか歩けないさ。それで後は、そうなったというんでしょう。「もう君は、鼠としか結婚できない。」といって、鼠とニービチしたという話なのでしょう。その話なんでしょうねえ。何で、「うんと、一番良い人とニービチする。」と言っているかね、少しも良い人はいないんだ。まずもうあれより上の人はいないわけさもう鼠よりは。そのように鼠は、どこもかも歩いて、家の壁にももうあがったが、残りの者にはあがりきれない、家の壁には、あがれなかったので、鼠だけがあがれたので、もうそれで、「もう鼠こそ国の良い人である。」と、また夫婦になったという話だよ。 発刊『恩納村の民話・昔話編』P191
全体の記録時間数 1:09
物語の時間数 1:09
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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