
昔は、今と変わって、親同士が相談して無理にでも夫婦にしたって。それで女が夫を嫌っていたので、今度は両方の親兄弟たちが相談し、是非とも妻にさせるつもりで、ピクニックみたいなことをさせたんだよ。みんなは、サバニから行ってね、舟で、冬の寒い日に。そこに行って遊んだが、その夫婦二人は、そこに置き去りにして、他は全員帰ってきたって。そしたら、海を泳いで帰ることもできなかった。冬は非常に寒いのだから。でも夫にはたくさん着物を着せてな、綿入れを着せて、女はそのままだったよ。それで冬は寒いが、男は暖かそうに寝ていたって。女は、着のみ着のままだから、かぶるのは無いし、もう寒さをこらえきれずに、ついに夫のかぶっている綿入れを一緒にかぶって、そこで寝たんだ、夜中。さあ、二人は若いのだから、それで結ばれて、それから夫婦になったという話だ。両親の知恵で結ばれて、二人が夫婦になったという話だったよ。
| レコード番号 | 47O375067 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C203 |
| 決定題名 | 源河の夫振岩(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 夫振岩 |
| 話者名 | 宜志富紹長 |
| 話者名かな | ぎしとみしょうちょう |
| 生年月日 | 18961208 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県恩納村安富祖 |
| 記録日 | 19760226 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 恩納村T03A14 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 主にお年寄りや父から聞いた。 |
| 文字化資料 | 『恩納村の民話 伝説編』P102 |
| キーワード | 親同士が相談して夫婦,女が夫を嫌った,冬の寒い日,海に置き去り,綿入れ |
| 梗概(こうがい) | 昔は、今と変わって、親同士が相談して無理にでも夫婦にしたって。それで女が夫を嫌っていたので、今度は両方の親兄弟たちが相談し、是非とも妻にさせるつもりで、ピクニックみたいなことをさせたんだよ。みんなは、サバニから行ってね、舟で、冬の寒い日に。そこに行って遊んだが、その夫婦二人は、そこに置き去りにして、他は全員帰ってきたって。そしたら、海を泳いで帰ることもできなかった。冬は非常に寒いのだから。でも夫にはたくさん着物を着せてな、綿入れを着せて、女はそのままだったよ。それで冬は寒いが、男は暖かそうに寝ていたって。女は、着のみ着のままだから、かぶるのは無いし、もう寒さをこらえきれずに、ついに夫のかぶっている綿入れを一緒にかぶって、そこで寝たんだ、夜中。さあ、二人は若いのだから、それで結ばれて、それから夫婦になったという話だ。両親の知恵で結ばれて、二人が夫婦になったという話だったよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:12 |
| 物語の時間数 | 1:12 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |