
昔、1軒の家にタイミドゥツという2羽の鶏がいたが、日頃から仲が悪く喧嘩をしたら1羽は死んでしまって埋められた。そこにはヤーズミという人も一緒にいたが、宮古ではヤーズミというのはヤモリのことをいっていた。そのヤモリがもう1羽の鶏がいないので、あと1羽に聞いた。そして、残っている鶏に聞いてヤーズミが鶏を呼ぶと一声鳴いて生き返った。で、この鶏も、ヤーズミも時をあげるからタイミということで、ヤーズミのことをそれからのち清明、シーミーに代わって行った。そういうふうに鶏たちが暮らしていると、ここではフシズ、ヒヨドリが引き揚げる時に、ここに同じ渡り鳥の鷺の仲間だと思うんだが、宮古ではアミフードゥンといって赤い色をしている。フシズが言うのは、何とかいう所は全部食い荒らしたから食べるのはないと言うと、アミフードゥンは僕たちが行くならば、宮古の雑草、ガズナの穂も粟に代わり食糧となるから心配はない。それからこの赤い人達が宮古を治めるようになったという話。その場所は与那覇の一番北側にあって、タイミドゥツが喧嘩をして、時を告げた所は今は神様が祀られて与那覇の人達はティンティンツズクズクと言っている。天に届くで、ティントゥズクの下の所をウズウカバー、恩をきせられたというふうにいっている。
| レコード番号 | 47O235574 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C299 |
| 決定題名 | タイミドゥツとヤーズミ(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 上地せいこう |
| 話者名かな | うえちせいこう |
| 生年月日 | 19191013 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 下地町字与那覇 |
| 記録日 | 19760728 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 伊良部T46B07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | タイミドゥツ,2羽の鶏,仲が悪い,ヤーズミ,ヤモリ,生き返った,タイミ,清明,フシズ,ヒヨドリ,アミフードゥン,ガズナの穂,粟,神様,ティンティンツズクズク,ウズウカバー |
| 梗概(こうがい) | 昔、1軒の家にタイミドゥツという2羽の鶏がいたが、日頃から仲が悪く喧嘩をしたら1羽は死んでしまって埋められた。そこにはヤーズミという人も一緒にいたが、宮古ではヤーズミというのはヤモリのことをいっていた。そのヤモリがもう1羽の鶏がいないので、あと1羽に聞いた。そして、残っている鶏に聞いてヤーズミが鶏を呼ぶと一声鳴いて生き返った。で、この鶏も、ヤーズミも時をあげるからタイミということで、ヤーズミのことをそれからのち清明、シーミーに代わって行った。そういうふうに鶏たちが暮らしていると、ここではフシズ、ヒヨドリが引き揚げる時に、ここに同じ渡り鳥の鷺の仲間だと思うんだが、宮古ではアミフードゥンといって赤い色をしている。フシズが言うのは、何とかいう所は全部食い荒らしたから食べるのはないと言うと、アミフードゥンは僕たちが行くならば、宮古の雑草、ガズナの穂も粟に代わり食糧となるから心配はない。それからこの赤い人達が宮古を治めるようになったという話。その場所は与那覇の一番北側にあって、タイミドゥツが喧嘩をして、時を告げた所は今は神様が祀られて与那覇の人達はティンティンツズクズクと言っている。天に届くで、ティントゥズクの下の所をウズウカバー、恩をきせられたというふうにいっている。 |
| 全体の記録時間数 | 6:03 |
| 物語の時間数 | 5:56 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |