オズの主(共通語)

概要

昔、佐良浜と平良の間の海の中にアカナズという蛇のような大きな魚がいて、そこを通う舟を呑み込み、人々はみんな行方不明になった。これを何とかして退治しなければと、村中の人達が集まって相談するが、怖くてどうにもならない。すると、あるライを病んでいる人が、「ススキを取って来てその中に自分を入れ、両手だけを出して、刀を自分の手に縛り舟に乗せて出しなさい」と言う。言われた通りにして舟を出すと、出ると同時にアカナズがその舟を呑み込んでしまった。その人は腹の中で、持ってきた刀でアカナズの腹を切り裂いた。それで、その人の死体はアカナズの死骸と共に長山の親泊という所に流れ着いた。その人は遺言で、「自分の死体が流れ着く所を親泊と名付けるように」と言い残したので、佐良浜の人達はそのように名付けたという。

再生時間:3:02

民話詳細DATA

レコード番号 47O235550
CD番号 47O23C297
決定題名 オズの主(共通語)
話者がつけた題名
話者名 長浜カナス
話者名かな ながはまかなす
生年月日 19010606
性別
出身地 伊良部村字前里添
記録日 19760727
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 伊良部T48A06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 佐良浜,平良,海,アカナズ,蛇,舟を呑み込む,退治,ライ病,ススキ,長山の親泊,遺言
梗概(こうがい) 昔、佐良浜と平良の間の海の中にアカナズという蛇のような大きな魚がいて、そこを通う舟を呑み込み、人々はみんな行方不明になった。これを何とかして退治しなければと、村中の人達が集まって相談するが、怖くてどうにもならない。すると、あるライを病んでいる人が、「ススキを取って来てその中に自分を入れ、両手だけを出して、刀を自分の手に縛り舟に乗せて出しなさい」と言う。言われた通りにして舟を出すと、出ると同時にアカナズがその舟を呑み込んでしまった。その人は腹の中で、持ってきた刀でアカナズの腹を切り裂いた。それで、その人の死体はアカナズの死骸と共に長山の親泊という所に流れ着いた。その人は遺言で、「自分の死体が流れ着く所を親泊と名付けるように」と言い残したので、佐良浜の人達はそのように名付けたという。
全体の記録時間数 3:11
物語の時間数 3:02
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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