木泊村の津波(シマグチ )

概要

通り池の西側にキドゥマ(木泊村)という部落があった。そこには住民はあまり住んでいなかった。五百年前、ミサトの女性がキドゥマに嫁いで子供を産む。ある晩、その子がお婆さんに会いたいとねだるが、家族の者達は聞かない。それでもしつこく泣くので、実家に何か禍でも起きたのかと思い、夫婦は夜中に子供を連れてミサトの実家へ帰った。実家には何事もなかった。翌朝、朝ご飯を食べて自分の家へ戻ると、下地島は津波で押し流され、木も草も何もかもなくなり、木泊部落の人達もみんないなくなっていた。すべてが無くなったためそこには住めなくなったが、今から百年ほど前、ある賢い人が、この広っぱをそのままにしておくのは勿体ないと思い、牧場にするのが有効だと沖縄の王様に進言し、牧場を作ったとのことである。

再生時間:5:26

民話詳細DATA

レコード番号 47O235529
CD番号 47O23C296
決定題名 木泊村の津波(シマグチ )
話者がつけた題名 キドゥマの話
話者名 新里寛林
話者名かな しんざとかんりん
生年月日 18880617
性別
出身地 伊良部村字仲地
記録日 19760725
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 伊良部T46A05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 いらぶの民話P297
キーワード 通り池の西側,キドゥマ,ミサトの女性,子供,夫婦,下地島,津波
梗概(こうがい) 通り池の西側にキドゥマ(木泊村)という部落があった。そこには住民はあまり住んでいなかった。五百年前、ミサトの女性がキドゥマに嫁いで子供を産む。ある晩、その子がお婆さんに会いたいとねだるが、家族の者達は聞かない。それでもしつこく泣くので、実家に何か禍でも起きたのかと思い、夫婦は夜中に子供を連れてミサトの実家へ帰った。実家には何事もなかった。翌朝、朝ご飯を食べて自分の家へ戻ると、下地島は津波で押し流され、木も草も何もかもなくなり、木泊部落の人達もみんないなくなっていた。すべてが無くなったためそこには住めなくなったが、今から百年ほど前、ある賢い人が、この広っぱをそのままにしておくのは勿体ないと思い、牧場にするのが有効だと沖縄の王様に進言し、牧場を作ったとのことである。
全体の記録時間数 5:30
物語の時間数 5:26
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP