
牧山の北には水がなかったので生活が出来ないといって、そこから南の方に移った。そこは高い所なので上の島(ウィヌスマ)といっていたが、ここにも井戸がなかったので、溜め池を掘り天水を溜めて使ったり飲んだりしていた。このウィヌスマに来た頃、宮古にはアズがいて、政治を司り、税金なども取っていた。そこに島建てをして暮らしているうちに、内地人か誰か知らないが、鍛冶屋がやって来て鉄でヘラや鍋などを作ってみんなに与えてた。何という名前か知らないが、農具などを作って与えたので、人々は彼のことを金殿と名づけて尊敬した。桟橋の東に長山というところがあるが、金殿は長山の神様として今もそこに祀られている。千年か千五百年前の話であろう。
| レコード番号 | 47O235526 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C295 |
| 決定題名 | 金殿と長山御嶽(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 鍛冶屋の由来(金殿の話) |
| 話者名 | 新里寛林 |
| 話者名かな | しんざとかんりん |
| 生年月日 | 18880617 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 伊良部村字仲地 |
| 記録日 | 19760725 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 伊良部T46A02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いらぶの民話P280 |
| キーワード | 牧山の北,水がない,南,上の島,天水,のウィヌスマ,宮古,アズ,島建て,鍛冶屋,金殿,長山の神様 |
| 梗概(こうがい) | 牧山の北には水がなかったので生活が出来ないといって、そこから南の方に移った。そこは高い所なので上の島(ウィヌスマ)といっていたが、ここにも井戸がなかったので、溜め池を掘り天水を溜めて使ったり飲んだりしていた。このウィヌスマに来た頃、宮古にはアズがいて、政治を司り、税金なども取っていた。そこに島建てをして暮らしているうちに、内地人か誰か知らないが、鍛冶屋がやって来て鉄でヘラや鍋などを作ってみんなに与えてた。何という名前か知らないが、農具などを作って与えたので、人々は彼のことを金殿と名づけて尊敬した。桟橋の東に長山というところがあるが、金殿は長山の神様として今もそこに祀られている。千年か千五百年前の話であろう。 |
| 全体の記録時間数 | 3:42 |
| 物語の時間数 | 3:42 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |