金の鳥(シマグチ)

概要

爺と婆が山の中に住んでいた。爺は狩人。山中で金の鳥を見付けるが、神かも知れないと思い撃たない。帰宅すると婆が獲物がない訳を聞くので訳を話す。翌日もまた山の中で同じ鳥を見る。珍しいことだと眺めていると、その金の鳥が「どうして自分を撃たないか」と聞くので、「余りにも美しいものだから」と答える。鳥は「何故、狩をするか」と聞く。「生活のため」と答えると、金の鳥は「生活は保障する。帰ると立派な家も食べ物もある。もう、狩は止めなさい。これからはこの山にも来るな」という。帰って見るとその通りで、自分の家かと信じられない程だが、中に婆さんがいたので、それで分かる。婆は「知らない人が来て家を造り、食べ物を置いて行った」という。また「狩は止めよと言った」ともいう。その後、二人は豊かな生活を送るが、のんびりし過ぎて婆は退屈になり、空を飛びたくなった。それで金の鳥に頼むよう、爺さんにせがむ。爺が山へ行き金の鳥に頼むと、金の鳥は承諾する。爺が家に帰ってみると婆の姿がない。庭に出て空を見上げると、屋根の上に1羽のカラスが止まっていた。婆さんはカラスになったのだった。

再生時間:6:33

民話詳細DATA

レコード番号 47O235467
CD番号 47O23C291
決定題名 金の鳥(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 豊見山千代
話者名かな とみやまちよ
生年月日 19080000
性別
出身地 伊良部村字前里添
記録日 19760726
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 伊良部T42B05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 いらぶの民話P219
キーワード 爺,婆,山,狩人,金の鳥,神,カラス
梗概(こうがい) 爺と婆が山の中に住んでいた。爺は狩人。山中で金の鳥を見付けるが、神かも知れないと思い撃たない。帰宅すると婆が獲物がない訳を聞くので訳を話す。翌日もまた山の中で同じ鳥を見る。珍しいことだと眺めていると、その金の鳥が「どうして自分を撃たないか」と聞くので、「余りにも美しいものだから」と答える。鳥は「何故、狩をするか」と聞く。「生活のため」と答えると、金の鳥は「生活は保障する。帰ると立派な家も食べ物もある。もう、狩は止めなさい。これからはこの山にも来るな」という。帰って見るとその通りで、自分の家かと信じられない程だが、中に婆さんがいたので、それで分かる。婆は「知らない人が来て家を造り、食べ物を置いて行った」という。また「狩は止めよと言った」ともいう。その後、二人は豊かな生活を送るが、のんびりし過ぎて婆は退屈になり、空を飛びたくなった。それで金の鳥に頼むよう、爺さんにせがむ。爺が山へ行き金の鳥に頼むと、金の鳥は承諾する。爺が家に帰ってみると婆の姿がない。庭に出て空を見上げると、屋根の上に1羽のカラスが止まっていた。婆さんはカラスになったのだった。
全体の記録時間数 6:44
物語の時間数 6:33
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP