
黒浜御嶽は、昔、天の神様が姉と弟のきょうだいを地上に降ろし、島を作るように命じた。姉弟は夫婦になって子供を産んだ。最初にプクズという棘のいっぱいある魚が生まれた。このことを報告すると、海の生物だから海に降ろすようにと神は命じた。次に生まれたのは形の悪いアバで、これも報告すると、海に降ろせと言われる。次にはウナギが生まれたが、これは身体は滑らかだが長いので、また報告した。海に降ろせと言われた。変なものばかりが生まれるので、不思議に思い、きょうだいだから、隔てがないからだろうということで、強く隔てて生むと、真人間が生まれた。それを報告すると、その人間を育てて島を作れ、ということだった。その人間で島建てをしたら、子供が出来ない人も出来るようになり、遠く旅に出る人も安全に船旅が出来るようになったので、これは神として祀られ、交通安全の神、子宝の神として祀った。黒浜御嶽は佐良浜の直ぐ近くにあり、旧暦の6月に祭りがある。
| レコード番号 | 47O235366 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C284 |
| 決定題名 | 黒浜御嶽の由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 佐和田カニ |
| 話者名かな | さわだかに |
| 生年月日 | 19001211 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 伊良部村佐和田 |
| 記録日 | 19750425 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 伊良部T37A06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いらぶの民話P278 |
| キーワード | 黒浜御嶽,天の神様,姉と弟,夫婦,子供,プクズ,ウナギ,島建て,子宝の神,佐良浜 |
| 梗概(こうがい) | 黒浜御嶽は、昔、天の神様が姉と弟のきょうだいを地上に降ろし、島を作るように命じた。姉弟は夫婦になって子供を産んだ。最初にプクズという棘のいっぱいある魚が生まれた。このことを報告すると、海の生物だから海に降ろすようにと神は命じた。次に生まれたのは形の悪いアバで、これも報告すると、海に降ろせと言われる。次にはウナギが生まれたが、これは身体は滑らかだが長いので、また報告した。海に降ろせと言われた。変なものばかりが生まれるので、不思議に思い、きょうだいだから、隔てがないからだろうということで、強く隔てて生むと、真人間が生まれた。それを報告すると、その人間を育てて島を作れ、ということだった。その人間で島建てをしたら、子供が出来ない人も出来るようになり、遠く旅に出る人も安全に船旅が出来るようになったので、これは神として祀られ、交通安全の神、子宝の神として祀った。黒浜御嶽は佐良浜の直ぐ近くにあり、旧暦の6月に祭りがある。 |
| 全体の記録時間数 | 3:32 |
| 物語の時間数 | 3:06 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |