
昔、弓使いの大変上手な男が部下を使っていた。その部下が主人の妻欲しさに主人を裏切り、その人をある離れ島に連れて行って置いてくる。そして妻に、「あんたの夫は死んだから自分と一緒になりなさい」と嘘をつく。ところが妻は、「自分の夫が死ぬことはない」と言う。そして飼っていたユーサに「旦那さんがいる所を知らないか」と聞くと、ユーサは「知っているから心配するな。自分が(食べ物を)持って行って食べさせてくるから」というので、妻は安心して食べ物を運ばせた。ところがある日、妻はご馳走をたくさん作り過ぎて、それを全部ユーサの足に結び着けたため、その重さに耐えかねたユーサは、途中で落ちて死んでしまう。夫は食べ物が届かなくなったので、これで自分も死ぬんだなと心配していると、そこへサバがやって来る。夫は、どうせ死ぬならサバに喰われてしまおうと思う。ところがサバは自分の背中に乗りなさいといって、夫を乗せるとその家まで送り届けた。家に帰った主人は、自分が作っておいた弓を取って、その裏切り者の悪い奴(下男)を殺してしまう。そして妻と子供と幸せに暮らしたという。
| レコード番号 | 47O235300 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C279 |
| 決定題名 | ユーサの文使い(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 佐久川米子 |
| 話者名かな | さくかわよねこ |
| 生年月日 | 19060410 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 伊良部村字長浜 |
| 記録日 | 19760329 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 伊良部T32B01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いらぶの民話P138 |
| キーワード | 弓使いの上手な男が,部下,主人の妻欲しさ,離れ島,夫は死んだ,ユーサ,ご馳走,サバ,裏切り者 |
| 梗概(こうがい) | 昔、弓使いの大変上手な男が部下を使っていた。その部下が主人の妻欲しさに主人を裏切り、その人をある離れ島に連れて行って置いてくる。そして妻に、「あんたの夫は死んだから自分と一緒になりなさい」と嘘をつく。ところが妻は、「自分の夫が死ぬことはない」と言う。そして飼っていたユーサに「旦那さんがいる所を知らないか」と聞くと、ユーサは「知っているから心配するな。自分が(食べ物を)持って行って食べさせてくるから」というので、妻は安心して食べ物を運ばせた。ところがある日、妻はご馳走をたくさん作り過ぎて、それを全部ユーサの足に結び着けたため、その重さに耐えかねたユーサは、途中で落ちて死んでしまう。夫は食べ物が届かなくなったので、これで自分も死ぬんだなと心配していると、そこへサバがやって来る。夫は、どうせ死ぬならサバに喰われてしまおうと思う。ところがサバは自分の背中に乗りなさいといって、夫を乗せるとその家まで送り届けた。家に帰った主人は、自分が作っておいた弓を取って、その裏切り者の悪い奴(下男)を殺してしまう。そして妻と子供と幸せに暮らしたという。 |
| 全体の記録時間数 | 6:41 |
| 物語の時間数 | 6:33 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |