
昔のトウミ村に、お父さんとその三人の兄弟がいた。伊良部に雨が3ヶ月も降らなかった時に、村の人々は食べ物がなくて餓死する恐れがあった。三人兄弟のうち一人は八重山、一人は多良間、一人は伊良部にと分かれていたので、伊良部に住んでいる弟は、八重山の兄の所へ、どうすると雨が降るか相談に行った。その弟にはタマメガという娘がいた。そうしている間に、タマメガとその母は父親の帰りを待ってご馳走(豆腐)を作ることになり、海に塩水を汲みに行った。いつもは顔に黒炭を塗って出掛けるのだが、その日は塗らなかった。そうすると、タマメガはいつまで経っても帰らず、母親が探しに行くと、浜辺に塩水を入れるカメだけがあった。その近くに御嶽があったので、そこへ行ってタマメガの名を呼ぶと、タマメガは機織りをしていた。近くへ行くと見えなくなった。やがて父親が帰り、そこへ雨乞いの歌を奉る。今でも雨乞いの神様がいる所として、八重山の兄から教わった歌を歌うそうだ。
| レコード番号 | 47O235176 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C271 |
| 決定題名 | 乗瀬御嶽由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 譜久島カナ |
| 話者名かな | ふくしまかな |
| 生年月日 | 19020520 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 伊良部村字国仲 |
| 記録日 | 19760327 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 伊良部T25B01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いらぶの民話P286 |
| キーワード | トウミ村,お父さん,三人の兄弟,伊良部,雨が3ヶ月も降らなかった,食べ物がない,餓死する恐れ,八重山,多良間,伊良部,タマメガ,娘,ご馳走,顔に黒炭,御嶽,機織り,へ雨乞いの歌 |
| 梗概(こうがい) | 昔のトウミ村に、お父さんとその三人の兄弟がいた。伊良部に雨が3ヶ月も降らなかった時に、村の人々は食べ物がなくて餓死する恐れがあった。三人兄弟のうち一人は八重山、一人は多良間、一人は伊良部にと分かれていたので、伊良部に住んでいる弟は、八重山の兄の所へ、どうすると雨が降るか相談に行った。その弟にはタマメガという娘がいた。そうしている間に、タマメガとその母は父親の帰りを待ってご馳走(豆腐)を作ることになり、海に塩水を汲みに行った。いつもは顔に黒炭を塗って出掛けるのだが、その日は塗らなかった。そうすると、タマメガはいつまで経っても帰らず、母親が探しに行くと、浜辺に塩水を入れるカメだけがあった。その近くに御嶽があったので、そこへ行ってタマメガの名を呼ぶと、タマメガは機織りをしていた。近くへ行くと見えなくなった。やがて父親が帰り、そこへ雨乞いの歌を奉る。今でも雨乞いの神様がいる所として、八重山の兄から教わった歌を歌うそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 5:25 |
| 物語の時間数 | 5:13 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |