猿長者(共通語)

概要

金持ちと貧乏人がいた。神様が、みすぼらしい姿で金持ちの家へ行き、宿を乞うと、「そんな汚い人を泊めることはできない」と言って追い返す。貧しい家へ行くと、「自分達は貧しくてゴザも何もない。食べ物もなくて、このように火を囲んでいる」と言う。その老人が、「あんた達は金持ちになるのと若返るのと、どれがいいか」と聞くと、「自分達は若返りたい」と答える。「それでは大きな鍋にお湯を沸かして、それを浴びなさい」と言う。言われた通りにすると、二人はたちまち若返った。そしてまた次に、二つの鍋にお湯を沸かさせると、一つの鍋にはご飯がいっぱいでき、もう一方には豚肉などのご馳走ができた。神様は「これで正月をしなさい」と言う。金持ちがやって来て、「どうしてあんた達はそんなに若返ったか」と聞くので、「神様が若くしてくれた」と答えると、金持ちはその神様の後を追って家に連れ帰り、自分たちも若返らせてくれと頼む。神様は「それではお湯を沸かして、それを浴びなさい」と言う。言われた通りにすると、その家の人達はみんな猿になって、山に逃げて行った。

再生時間:4:45

民話詳細DATA

レコード番号 47O235138
CD番号 47O23C269
決定題名 猿長者(共通語)
話者がつけた題名
話者名 本村栄子
話者名かな もとむらえいこ
生年月日 19060720
性別
出身地 伊良部村字池間添
記録日 19760329
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 伊良部T23A13
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 金持ちと貧乏人,みすぼらしい姿,宿を乞う,火を囲んでいる,若返るの,大きな鍋にお湯,浴びなさい,一つの鍋にはご飯,一方には豚肉,ご馳走,神様,正月,猿
梗概(こうがい) 金持ちと貧乏人がいた。神様が、みすぼらしい姿で金持ちの家へ行き、宿を乞うと、「そんな汚い人を泊めることはできない」と言って追い返す。貧しい家へ行くと、「自分達は貧しくてゴザも何もない。食べ物もなくて、このように火を囲んでいる」と言う。その老人が、「あんた達は金持ちになるのと若返るのと、どれがいいか」と聞くと、「自分達は若返りたい」と答える。「それでは大きな鍋にお湯を沸かして、それを浴びなさい」と言う。言われた通りにすると、二人はたちまち若返った。そしてまた次に、二つの鍋にお湯を沸かさせると、一つの鍋にはご飯がいっぱいでき、もう一方には豚肉などのご馳走ができた。神様は「これで正月をしなさい」と言う。金持ちがやって来て、「どうしてあんた達はそんなに若返ったか」と聞くので、「神様が若くしてくれた」と答えると、金持ちはその神様の後を追って家に連れ帰り、自分たちも若返らせてくれと頼む。神様は「それではお湯を沸かして、それを浴びなさい」と言う。言われた通りにすると、その家の人達はみんな猿になって、山に逃げて行った。
全体の記録時間数 4:54
物語の時間数 4:45
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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