秤と桝をごまかした子孫の話(シマグチ)

概要

昔、大金持ちの爺さんが死ぬ時、息子を呼んで遺言する。秤と桝を持って来て、自分が金持ちになったのは、秤ではかると時、人にやる時は中に芯を入れ、人からもらう時は芯を抜いて、また桝は人にやる時は底に芯を入れ、もらう時は芯を抜いたからだ、と教える。息子は死んでいく人の機嫌を損ねないようにと、そのことを承諾する。49日が過ぎて、息子は父親の罪を嘆き、自分はそのようなことはしないと思って、餅やご馳走を供えて神様に詫びる。秤と桝は焼き捨てる。シャーハーガレーという天神の使いの星が出る時に供える。シャーハーガレー星は神様のところへそれを持って行くと、「何故これを持ってきたのか。あの子供二人は集めた宝を食いつぶす運命なのに」と言う。子供二人は日を追って死ぬ。悲しんでいる父親の元へシャーハーガレー神がやって来る。父親は今まで読んでいた本を隠して黙っている。神に訳を聞かれ、「何の因果でこうなったか本で調べていた」と答えると、神は、「あなたの子供二人を連れて行ったが、日を見て子供二人は同じように作ってやるから待っていなさい。あなたは人の模範となる人だから」と言う。その後、同じく二人の子が生まれ、幸福になる。

再生時間:4:20

民話詳細DATA

レコード番号 47O235112
CD番号 47O23C268
決定題名 秤と桝をごまかした子孫の話(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 佐和田カニ
話者名かな さわだかに
生年月日 18891211
性別
出身地 伊良部村字佐和田
記録日 19760326
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 伊良部T22B02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 大金持ちの爺さんが死ぬ時,息子,遺言,秤と桝を,人にやる時は中に芯を入れる,人からもらう時は芯を抜く,桝は人にやる時は底に芯を入れる,もらう時は芯を抜いた,承諾,49日,父親の罪を嘆く,餅やご馳走を供えて神様に詫びる,秤と桝は焼き捨てる,シャーハーガレー,天神の使いの星が出る時に供える,子供二人は集めた宝を食いつぶす運命,子供二人は日を追って死ぬ,読んでいた本,同じく二人の子が生まれる,幸福になる
梗概(こうがい) 昔、大金持ちの爺さんが死ぬ時、息子を呼んで遺言する。秤と桝を持って来て、自分が金持ちになったのは、秤ではかると時、人にやる時は中に芯を入れ、人からもらう時は芯を抜いて、また桝は人にやる時は底に芯を入れ、もらう時は芯を抜いたからだ、と教える。息子は死んでいく人の機嫌を損ねないようにと、そのことを承諾する。49日が過ぎて、息子は父親の罪を嘆き、自分はそのようなことはしないと思って、餅やご馳走を供えて神様に詫びる。秤と桝は焼き捨てる。シャーハーガレーという天神の使いの星が出る時に供える。シャーハーガレー星は神様のところへそれを持って行くと、「何故これを持ってきたのか。あの子供二人は集めた宝を食いつぶす運命なのに」と言う。子供二人は日を追って死ぬ。悲しんでいる父親の元へシャーハーガレー神がやって来る。父親は今まで読んでいた本を隠して黙っている。神に訳を聞かれ、「何の因果でこうなったか本で調べていた」と答えると、神は、「あなたの子供二人を連れて行ったが、日を見て子供二人は同じように作ってやるから待っていなさい。あなたは人の模範となる人だから」と言う。その後、同じく二人の子が生まれ、幸福になる。
全体の記録時間数 4:26
物語の時間数 4:20
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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