ヤーマイザイナ(共通語)

概要

昔、八重山生まれのイザイナというみすぼらしい人が八重山から流れてきた。イザイナの作った粟は豊作だった。その島の役人の3人の娘たちがそれを見て、長女が「よく実のっている」と言うと、妹2人が、そのことを父親に告げ口する。父親は怒って、長女をヤーマイザイナの所へ追い払う。父親はイザイナを殺そうと企む。それで男に木の斧で薪割りを命ずる。イザイナはそれを果たす。そこで父親は次に、八重山の役人の所で薪割りをさせる。彼はそのことを妻に告げる。妻は「父はいじめようとしているから、床に飾ってあるクバの葉に包んだものをくれなければやらないと頑張りなさい」と教える。イザイナはそのとおりにして、クバの葉に包んだものを持って家に帰る。妻はそれを首に掛けて仕事するように言う。彼は役人の前で仕事をし、仕事が済んだ時、首に掛けたクバの葉の包みを役人にあげる。それは黄金だった。それを貰った役人は喜んで、イザイナに宮古の役職を与える。ところがそれは義父の役職だったので、イザイナはその役職ではなく、収入役にしてくれと頼んで収入役の役職を貰う。そのことが評判になると、父は自分の聟だから一緒に帰ろうと言う。ヤーマイザイナはそれを断って、自分の船を作り、「ヤーマイザイナー」という旗をかかげて勇んで帰って来た。

再生時間:5:28

民話詳細DATA

レコード番号 47O235109
CD番号 47O23C268
決定題名 ヤーマイザイナ(共通語)
話者がつけた題名
話者名 佐和田カニ
話者名かな さわだかに
生年月日 18891211
性別
出身地 伊良部村字佐和田
記録日 19760326
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 伊良部T22A14
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 八重山生まれ,イザイナ,みすぼらしい人,粟は豊作,島の役人の3人の娘,長女,よく実のっている,妹2人,父親に告げ口,父親は怒る,長女をヤーマイザイナの所へ追い払う,イザイナを殺そうと企む,木の斧で薪割りを命ずる,父親に薪割り,妻に告げる,いじめようとしている,床に飾ってあるクバの葉に包んだもの,首に掛けて仕事する,黄金,イザイナに宮古の役職,義父の役職,収入役,自分の聟
梗概(こうがい) 昔、八重山生まれのイザイナというみすぼらしい人が八重山から流れてきた。イザイナの作った粟は豊作だった。その島の役人の3人の娘たちがそれを見て、長女が「よく実のっている」と言うと、妹2人が、そのことを父親に告げ口する。父親は怒って、長女をヤーマイザイナの所へ追い払う。父親はイザイナを殺そうと企む。それで男に木の斧で薪割りを命ずる。イザイナはそれを果たす。そこで父親は次に、八重山の役人の所で薪割りをさせる。彼はそのことを妻に告げる。妻は「父はいじめようとしているから、床に飾ってあるクバの葉に包んだものをくれなければやらないと頑張りなさい」と教える。イザイナはそのとおりにして、クバの葉に包んだものを持って家に帰る。妻はそれを首に掛けて仕事するように言う。彼は役人の前で仕事をし、仕事が済んだ時、首に掛けたクバの葉の包みを役人にあげる。それは黄金だった。それを貰った役人は喜んで、イザイナに宮古の役職を与える。ところがそれは義父の役職だったので、イザイナはその役職ではなく、収入役にしてくれと頼んで収入役の役職を貰う。そのことが評判になると、父は自分の聟だから一緒に帰ろうと言う。ヤーマイザイナはそれを断って、自分の船を作り、「ヤーマイザイナー」という旗をかかげて勇んで帰って来た。
全体の記録時間数 5:33
物語の時間数 5:28
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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