
仲の良い友達同士がユタのところへ行って占ってもらう。一人には世(福分)があって、もう一人には福分は食べるだけしかないと言う。それで二人の仲が悪くなった。そして、福分の少ない人は一生懸命働いて、作物もよく実ったので裕福になったが、世がたくさんあると言われた人は、酒ばかり飲んで遊んで過ごした。そのため、この人は貧乏になり、仕舞いには乞食になって家々を回って物乞いをした。その噂を耳にした裕福な男は、その乞食を他の乞食2人と一緒に家に招いて、3日間引き留めてご馳走する。その家の庭に大きなミカンの木があった。3人の乞食たちがそのミカンの木の下に寝そべって、足でミカンの木を揺するとその実が落ちて来たので、それを食べた。そして夜はご馳走を食べて、その家に入り浸った。裕福になった友達が酒を酌み交わしながら、「一緒にユタのところへ行ったが分かるか」と聞くと、乞食の男は「分かるよ」と答える。「私は、食べるだけの世しかないと言われ、みんなにもいじめられたので一生懸命働いた。それで豊かになった。あなたも私が穀物の種と鍬、鎌、へらをやると作ることは出来ないか」と話すと、「出来る」と答えたので、それを与えた。乞食は喜んで帰っていって、夜も雨の日も風の日も一生懸命働いて裕福になった。、そして俵を担いで友人の所を訪ねお礼を言う。村の人達も讃えるようになった。
| レコード番号 | 47O235009 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C263 |
| 決定題名 | 予言の結末(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 上原マツ |
| 話者名かな | うえはらまつ |
| 生年月日 | 19090909 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 伊良部村字仲地 |
| 記録日 | 19760327 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 伊良部T18B08 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 祖父母から聞いた。 |
| 文字化資料 | いらぶの民話P154 |
| キーワード | 仲の良い友達同士,ユタ,一人には世がある,もう一人には福分は食べるだけしかない,二人の仲が悪くなった,福分の少ない人,一生懸命働いた,裕福,酒,遊んで過ごした,貧乏,乞食,物乞い,ご馳走,庭に大きなミカンの木,穀物の種と鍬,鎌,へら |
| 梗概(こうがい) | 仲の良い友達同士がユタのところへ行って占ってもらう。一人には世(福分)があって、もう一人には福分は食べるだけしかないと言う。それで二人の仲が悪くなった。そして、福分の少ない人は一生懸命働いて、作物もよく実ったので裕福になったが、世がたくさんあると言われた人は、酒ばかり飲んで遊んで過ごした。そのため、この人は貧乏になり、仕舞いには乞食になって家々を回って物乞いをした。その噂を耳にした裕福な男は、その乞食を他の乞食2人と一緒に家に招いて、3日間引き留めてご馳走する。その家の庭に大きなミカンの木があった。3人の乞食たちがそのミカンの木の下に寝そべって、足でミカンの木を揺するとその実が落ちて来たので、それを食べた。そして夜はご馳走を食べて、その家に入り浸った。裕福になった友達が酒を酌み交わしながら、「一緒にユタのところへ行ったが分かるか」と聞くと、乞食の男は「分かるよ」と答える。「私は、食べるだけの世しかないと言われ、みんなにもいじめられたので一生懸命働いた。それで豊かになった。あなたも私が穀物の種と鍬、鎌、へらをやると作ることは出来ないか」と話すと、「出来る」と答えたので、それを与えた。乞食は喜んで帰っていって、夜も雨の日も風の日も一生懸命働いて裕福になった。、そして俵を担いで友人の所を訪ねお礼を言う。村の人達も讃えるようになった。 |
| 全体の記録時間数 | 14:33 |
| 物語の時間数 | 14:11 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |