寄り木の主(シマグチ)

概要

昔、寄り木の主と龍宮の神様は一つだった。隣同士の男二人が漁に出て、浜で寄り木を枕にして寝ていた。すると、龍宮の神様が浜に上がって来て、「寄り木の主よ、起きなさい。島には子供らが生まれているから、運命を与えて来るから」と言うと、寄り木の主は「夜釣りの二人が枕して寝ているので、自分は動けない。龍宮の神様よ、島へ行って彼らに運命をつけて来てくれ」と言った。その話を二人の男は聞いていた。東には男の子、西には女の子が生まれた。龍宮の神様が東の家へ行くと、「こんな遅い時間に何か」と汚水を掛けられ、追い払われる。次に西の家に行くと、「貧しくて何もないけど一緒にお祝いしよう」と言って快く迎えられる。龍宮の神様は、このように心の良い人達には富を与えようと鍋を用意させて、たくさんのご飯やご馳走を作った。二人の漁師は浜で神様達の話を聞いていたので、子供達が大きくなったら夫婦にしようと約束して、大人になって夫婦にした。女の子には福が付いているので、女の行く所はどこでも金持ちになった。

再生時間:5:43

民話詳細DATA

レコード番号 47O234984
CD番号 47O23C261
決定題名 寄り木の主(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 手登根カニメガ
話者名かな てどこんかにめが
生年月日 18980912
性別
出身地 伊良部村字長浜
記録日 19760330
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 伊良部T17A04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 寄り木の主,龍宮の神様,隣同士の男二人が漁に出る,浜で寄り木を枕にして寝ていた,子供,夜釣り,運命,東には男の子,西には女の子,汚水を掛けられた,お祝い,良い人達には富,鍋,ご飯やご馳走,子供達を夫婦に,女の子には福,金持ち
梗概(こうがい) 昔、寄り木の主と龍宮の神様は一つだった。隣同士の男二人が漁に出て、浜で寄り木を枕にして寝ていた。すると、龍宮の神様が浜に上がって来て、「寄り木の主よ、起きなさい。島には子供らが生まれているから、運命を与えて来るから」と言うと、寄り木の主は「夜釣りの二人が枕して寝ているので、自分は動けない。龍宮の神様よ、島へ行って彼らに運命をつけて来てくれ」と言った。その話を二人の男は聞いていた。東には男の子、西には女の子が生まれた。龍宮の神様が東の家へ行くと、「こんな遅い時間に何か」と汚水を掛けられ、追い払われる。次に西の家に行くと、「貧しくて何もないけど一緒にお祝いしよう」と言って快く迎えられる。龍宮の神様は、このように心の良い人達には富を与えようと鍋を用意させて、たくさんのご飯やご馳走を作った。二人の漁師は浜で神様達の話を聞いていたので、子供達が大きくなったら夫婦にしようと約束して、大人になって夫婦にした。女の子には福が付いているので、女の行く所はどこでも金持ちになった。
全体の記録時間数 5:56
物語の時間数 5:43
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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