
昔、西の家の人と東の家の人が夜釣りに出かけた。まだ、潮時でなかったので、浜に流れついている寄り木を枕に寝ていた。その晩、西の家には女の子、東の家には男の子が生まれた。女の子の父親が寝付けないでいると、龍宮の神様が、「今日、男の子と女の子が生まれたので、あの二人に福分をつけて来る」と話しているのが聞こえた。その神様は帰って来ると、「東の家へ行ってごめん下さいと言うと、どうしてこんな遅い時間に来るかと言って、お産の後の汚水をぶっ掛けられた。その後、女の子の家へ行くと大切に迎えられた。それで、福分は女の子に上げた」と別の神様に報告した。東の家の父親は、自分の子供には福がないから、将来、西の家の女の子と結婚させようと約束し、子供達はは成長して結婚して、いつまでも幸せに暮らした。
| レコード番号 | 47O234970 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C260 |
| 決定題名 | 寄り木の主(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 武富カマド |
| 話者名かな | たけとみかまど |
| 生年月日 | 19111210 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 伊良部村字長浜 |
| 記録日 | 19760329 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 伊良部T16B04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 12 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 西の家の人,東の家の人,夜釣り,寄り木を枕に寝ていた,西の家には女の子,東の家には男の子,龍宮の神様,福分を,お産の後の汚水,福分は女の子に上げた,結婚 |
| 梗概(こうがい) | 昔、西の家の人と東の家の人が夜釣りに出かけた。まだ、潮時でなかったので、浜に流れついている寄り木を枕に寝ていた。その晩、西の家には女の子、東の家には男の子が生まれた。女の子の父親が寝付けないでいると、龍宮の神様が、「今日、男の子と女の子が生まれたので、あの二人に福分をつけて来る」と話しているのが聞こえた。その神様は帰って来ると、「東の家へ行ってごめん下さいと言うと、どうしてこんな遅い時間に来るかと言って、お産の後の汚水をぶっ掛けられた。その後、女の子の家へ行くと大切に迎えられた。それで、福分は女の子に上げた」と別の神様に報告した。東の家の父親は、自分の子供には福がないから、将来、西の家の女の子と結婚させようと約束し、子供達はは成長して結婚して、いつまでも幸せに暮らした。 |
| 全体の記録時間数 | 4:01 |
| 物語の時間数 | 3:47 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |