
ブハメーとね、これはね、女傑というよりかね、この島は、前はその、按司時代、按司時代の前は、その言えば、全く上納も納めない、この島から出る産物はこのこっちにおる人だけで食べておるから、そうよけい働かんでも楽にして生活した時代があったというんですね。んで、それから後、そのこの時代が、楽な時代から後、上納敷かれたために、これは薩摩とそれから首里王と両方でもって波照間を平定したというからね、平定後というのは、上納が敷かれて、後のまつりというのは、オヤケ赤蜂になんかの、問題も、首里王に戦う問題もでてくるしね、それから、ヤグハカマリは、戦わずにして、上納積んだ船を盗んで、一部落の人が食料はいっぱいあるから、あれに乗り込んで、南方に脱走した時の頭が、ヤグハカマリなんだからね。だから、これから後の政治のあり方で、その男の人にその政治を執らすとね、こっちは遠いでしょう、だから反抗のその恐れがある、という思いであったのか、女上位を持ってきて、政治を握らせたと。これでも、ただ一時という話ですね、これは。だから時に、ピタブファメーと、それから、石野ブファメー、それから山田ブファメー、それから大泊ブファメー、これをその四名の、そのブファメーというのを、女上位の、あれを女上位の時代となるんですよ。女に政治を執らせば、反抗はちょっと無いものと、そういうような考え方であったかもしらんというような。それから後の人の、想像であるわけさ。それをその女上位といっている。その時に、こっちの一時、女をその、女上位の時代があったという、話です。そしてね、石野ブファメーと山田ブファメーと大泊ブファメーはねこれはこの大泊のブルブチ公園というのがあるさ。ブルブチ公園の下にこの、波照間の一等地さ、あの当時、田圃もそのモクハイでもってこう耕して、その時代は、お米を作っていたと。だからあの三軒にブファメー、三名に割り当てられているわけさ、今でもよ。土地そのもの動かんよあの当時配分して、ブファメー三名に分けた土地はその大泊のは、分家が多くて、そのあちこちこうあれしているわけだが。山田もその分家にもこうあれしながら、また若いのはまたどんどん石垣へ、こう都会へと行ってしまって。まだ山田のはまだ、元のまたあっち、また戻ってきて。石野家も、あっちはまた面積、石野の面積はまた大きいからよ、石野も相当大きいですよ。だから、あっちの一等地、波照間の一番最高の一等地、優秀な土地は、そのブファメー時代に、この、あの三名に配分したというんです。今でも、現在、ありありとして、その、持ち主は、ピタブファメーは、富嘉部落だから、あれは、どこの土地をその配分してくれたか、それは。分からん、私達には。これはこれはその時代は、学問というのは無いでしょう。戸籍を作ったときにその大体当て漢字と、これこれこの当てにこうやってあるさ。私(うち)なんかは、本当のカチェというんですよ、カチェ。カチェというんだが、勝連とこうなっておるんだよ、家なんか。前の家なんかは、ああこれはチクドゥンと言っているんだが、これは沖縄流れ、あれは馬天から来ているから。田島なんかもこれはタジメというんだが、これ島尻もシマジレと言うんだが、みんな、沖縄から、あの当時、首里王に言えば、思想犯だね、何か悪いことをしての、とにかくこの罪人じゃなくして、人を殺したとかなんとか、泥棒したとか、そういう人じゃなくして、この思想犯、首里王に、その、ちょっと、反対した、ああいう、言葉遣いでも、ちょっと反対の言葉なんかやるとすぐ島流しであったっていうから。だから、山田ブファメーなんかは、稲福里主といって、これは、これも沖縄流れですよ。あの人のユウベになったというような話もあるんですがね。ユウベは、二号さ。この山田ブファメーなんかはね。だからこっちにはその沖縄で首里王に使われた偉い人達が、主にこっちに流してあるわけよ、そういうわけ。そういう偉い人達がこっちに来て、そして八重山をその、納めたの、長田大主もこっちでしょう、赤蜂もこっちでしょう。八重山を、その長田大主なんかは、竹富の西塘より先のことでしょう。だから波照間には、こんな島、こんなちっぱけな島だが、この首里王の思想犯が、こう逃れてきて、色々教え込んであるわけさあな。いろんなことを、だからこっちでは、知恵では八重山を制圧するぐらいの、知恵はこっちの持ち主はおったわけさ。
| レコード番号 | 47O201483 |
|---|---|
| CD番号 | 47O20C077 |
| 決定題名 | 波照間の女性上位(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 勝連文雄 |
| 話者名かな | かつれんふみお |
| 生年月日 | 19170518 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県八重山郡竹富町波照間 |
| 記録日 | 19971122 |
| 記録者の所属組織 | 竹富町口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 捜索中 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 20 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | ブハメー, |
| 梗概(こうがい) | ブハメーとね、これはね、女傑というよりかね、この島は、前はその、按司時代、按司時代の前は、その言えば、全く上納も納めない、この島から出る産物はこのこっちにおる人だけで食べておるから、そうよけい働かんでも楽にして生活した時代があったというんですね。んで、それから後、そのこの時代が、楽な時代から後、上納敷かれたために、これは薩摩とそれから首里王と両方でもって波照間を平定したというからね、平定後というのは、上納が敷かれて、後のまつりというのは、オヤケ赤蜂になんかの、問題も、首里王に戦う問題もでてくるしね、それから、ヤグハカマリは、戦わずにして、上納積んだ船を盗んで、一部落の人が食料はいっぱいあるから、あれに乗り込んで、南方に脱走した時の頭が、ヤグハカマリなんだからね。だから、これから後の政治のあり方で、その男の人にその政治を執らすとね、こっちは遠いでしょう、だから反抗のその恐れがある、という思いであったのか、女上位を持ってきて、政治を握らせたと。これでも、ただ一時という話ですね、これは。だから時に、ピタブファメーと、それから、石野ブファメー、それから山田ブファメー、それから大泊ブファメー、これをその四名の、そのブファメーというのを、女上位の、あれを女上位の時代となるんですよ。女に政治を執らせば、反抗はちょっと無いものと、そういうような考え方であったかもしらんというような。それから後の人の、想像であるわけさ。それをその女上位といっている。その時に、こっちの一時、女をその、女上位の時代があったという、話です。そしてね、石野ブファメーと山田ブファメーと大泊ブファメーはねこれはこの大泊のブルブチ公園というのがあるさ。ブルブチ公園の下にこの、波照間の一等地さ、あの当時、田圃もそのモクハイでもってこう耕して、その時代は、お米を作っていたと。だからあの三軒にブファメー、三名に割り当てられているわけさ、今でもよ。土地そのもの動かんよあの当時配分して、ブファメー三名に分けた土地はその大泊のは、分家が多くて、そのあちこちこうあれしているわけだが。山田もその分家にもこうあれしながら、また若いのはまたどんどん石垣へ、こう都会へと行ってしまって。まだ山田のはまだ、元のまたあっち、また戻ってきて。石野家も、あっちはまた面積、石野の面積はまた大きいからよ、石野も相当大きいですよ。だから、あっちの一等地、波照間の一番最高の一等地、優秀な土地は、そのブファメー時代に、この、あの三名に配分したというんです。今でも、現在、ありありとして、その、持ち主は、ピタブファメーは、富嘉部落だから、あれは、どこの土地をその配分してくれたか、それは。分からん、私達には。これはこれはその時代は、学問というのは無いでしょう。戸籍を作ったときにその大体当て漢字と、これこれこの当てにこうやってあるさ。私(うち)なんかは、本当のカチェというんですよ、カチェ。カチェというんだが、勝連とこうなっておるんだよ、家なんか。前の家なんかは、ああこれはチクドゥンと言っているんだが、これは沖縄流れ、あれは馬天から来ているから。田島なんかもこれはタジメというんだが、これ島尻もシマジレと言うんだが、みんな、沖縄から、あの当時、首里王に言えば、思想犯だね、何か悪いことをしての、とにかくこの罪人じゃなくして、人を殺したとかなんとか、泥棒したとか、そういう人じゃなくして、この思想犯、首里王に、その、ちょっと、反対した、ああいう、言葉遣いでも、ちょっと反対の言葉なんかやるとすぐ島流しであったっていうから。だから、山田ブファメーなんかは、稲福里主といって、これは、これも沖縄流れですよ。あの人のユウベになったというような話もあるんですがね。ユウベは、二号さ。この山田ブファメーなんかはね。だからこっちにはその沖縄で首里王に使われた偉い人達が、主にこっちに流してあるわけよ、そういうわけ。そういう偉い人達がこっちに来て、そして八重山をその、納めたの、長田大主もこっちでしょう、赤蜂もこっちでしょう。八重山を、その長田大主なんかは、竹富の西塘より先のことでしょう。だから波照間には、こんな島、こんなちっぱけな島だが、この首里王の思想犯が、こう逃れてきて、色々教え込んであるわけさあな。いろんなことを、だからこっちでは、知恵では八重山を制圧するぐらいの、知恵はこっちの持ち主はおったわけさ。 |
| 全体の記録時間数 | 0:00 |
| 物語の時間数 | 0:00 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | × |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |