サコウサバリコッチ(共通語)

概要

 昔、東の方から津波が上がって来たとき、ある人が、「私は、草を取るヘラを部落に置いたけれど、大丈夫かなあ。」と言うと、爺さんが、「大丈夫だ。津波は、ここまで来ない。」って言って、子ども達に、「行って見て来い。」と行かしたら、子ども達が、「爺さん、ヘラがありました。津波はここまで来なかった。」と言ったというんだね。その爺さんは、津波を見なくても波はどこまで上がって来てるということが分かったと。また、島に津波上がってきたとき、津波から追われてですね、サコウサバルという坂がまで、上がってきて咳をしながら死んだ人がいたって。そこはすぐ私の畑の側にありますよ。何も形も何もないんですが、家の爺さんなんかは、「ここはあの人の墓だから、あそこに上がるなよ。」と言ってました。

再生時間:1:31

民話詳細DATA

レコード番号 47O201439
CD番号 47O20C072
決定題名 サコウサバリコッチ(共通語)
話者がつけた題名
話者名 新城康佑
話者名かな あらしろこうゆう
生年月日 19191003
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町波照間
記録日 19960319
記録者の所属組織 竹富町口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字波照間T35B11
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 津波,ヘラ
梗概(こうがい)  昔、東の方から津波が上がって来たとき、ある人が、「私は、草を取るヘラを部落に置いたけれど、大丈夫かなあ。」と言うと、爺さんが、「大丈夫だ。津波は、ここまで来ない。」って言って、子ども達に、「行って見て来い。」と行かしたら、子ども達が、「爺さん、ヘラがありました。津波はここまで来なかった。」と言ったというんだね。その爺さんは、津波を見なくても波はどこまで上がって来てるということが分かったと。また、島に津波上がってきたとき、津波から追われてですね、サコウサバルという坂がまで、上がってきて咳をしながら死んだ人がいたって。そこはすぐ私の畑の側にありますよ。何も形も何もないんですが、家の爺さんなんかは、「ここはあの人の墓だから、あそこに上がるなよ。」と言ってました。
全体の記録時間数 1:41
物語の時間数 1:31
言語識別 共通語
音源の質 ×
テープ番号
予備項目1

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