アラブツ武士とペニシク武士(共通語)

概要

 ペミシク武士とアラブツ武士の知恵比べの話は、アラブツ武士がペミシク武士に向かってから、「おまえは僕らぐらいの知恵がない。」と言うから嫌々知恵比べをしたって。そしたら、アラブツ武士は海に行って帰りがけにはクブシミの甲がありますよね。あれを集めてきて、あれをすって粉にしてから水に溶かして、家を、塗ったり、自分の家の石垣に塗ったりしたら、ペミシク武士は、「お前は何でこんな白く塗ったか。」と言ったらしいですね。「お前は畑が悪いんだから出来ないだろう。これはね、毎年餅米を作ってよ、その餅米を粉にして塗ったんだ。」と言うから、「バカ言うな。」と言ったんだが、「いや、本当だよ。」と言うから、「じゃ、僕も負けない。」と言って、ペミシク武士はアラブツ武士の真似をして翌年から本当に餅米を作って、それ粉にしてやったらしい。ところがねえ、後は貧相なってペミシク武士が負けたって。今度はまたね、アラブツ武士が、「よし、それじゃあ、もう一回やってみよう。」と牛をつぶしてから肉は食べて、剥いだ皮を屋根の上に上げて置いたところが、ペミシク武士はそれを見てから、「どうして牛を屋根の上に上げたか。」と言って、ペミシク武士は頭が悪いから、「それなら牛を屋根に上げるのは簡単だ。よし、僕も上げやるから見ておれ。」と言って牛を屋根に上げたって。上げたらね、牛は上からどっと落ちて牛も死んで家も崩れて失敗したから、これも負けたと。

再生時間:3:16

民話詳細DATA

レコード番号 47O201437
CD番号 47O20C072
決定題名 アラブツ武士とペニシク武士(共通語)
話者がつけた題名
話者名 新城康佑
話者名かな あらしろこうゆう
生年月日 19191003
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町波照間
記録日 19960319
記録者の所属組織 竹富町口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字波照間T35B09
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 13
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 壁,クブシミ,屋根,牛
梗概(こうがい)  ペミシク武士とアラブツ武士の知恵比べの話は、アラブツ武士がペミシク武士に向かってから、「おまえは僕らぐらいの知恵がない。」と言うから嫌々知恵比べをしたって。そしたら、アラブツ武士は海に行って帰りがけにはクブシミの甲がありますよね。あれを集めてきて、あれをすって粉にしてから水に溶かして、家を、塗ったり、自分の家の石垣に塗ったりしたら、ペミシク武士は、「お前は何でこんな白く塗ったか。」と言ったらしいですね。「お前は畑が悪いんだから出来ないだろう。これはね、毎年餅米を作ってよ、その餅米を粉にして塗ったんだ。」と言うから、「バカ言うな。」と言ったんだが、「いや、本当だよ。」と言うから、「じゃ、僕も負けない。」と言って、ペミシク武士はアラブツ武士の真似をして翌年から本当に餅米を作って、それ粉にしてやったらしい。ところがねえ、後は貧相なってペミシク武士が負けたって。今度はまたね、アラブツ武士が、「よし、それじゃあ、もう一回やってみよう。」と牛をつぶしてから肉は食べて、剥いだ皮を屋根の上に上げて置いたところが、ペミシク武士はそれを見てから、「どうして牛を屋根の上に上げたか。」と言って、ペミシク武士は頭が悪いから、「それなら牛を屋根に上げるのは簡単だ。よし、僕も上げやるから見ておれ。」と言って牛を屋根に上げたって。上げたらね、牛は上からどっと落ちて牛も死んで家も崩れて失敗したから、これも負けたと。
全体の記録時間数 3:16
物語の時間数 3:16
言語識別 共通語
音源の質 ×
テープ番号
予備項目1

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