火の神昇天(共通語)

概要

 昔、ある家で落成祝いをやった夜、一人の女の子が庭でしくしく泣いておったと。だから家の主が、「お前はなんでここで泣いているか。」と聞くと、「天の神様からあんたの家は日取りの悪い日に家を作って落成祝いをしてるからね、焼いて焼いたときの煙でね、天に上がって来い言われました。」とと言ったから、その家主はね、「うん、そうか。よし、それじゃあ自分が焼いてみせる。」と言って、家の屋敷の片隅に小さい家を作ってですね、その小さい家に火を付けて燃やしたと。そしたら、その女の子どもは、「ありがとうございました。」と言って、煙と一緒に上がって行ったって。だから、新築の落成の祝いは良い日を選んでからしないといけないということですね。この波照間では新築祝いのとき、瓦葺きの家なら、東の棟の柄柱に、「霜柱貫く氷雪之桁。」と書いて、西の棟の柄柱に、「雨棟露、造月之瓦。」と書くんです。この字は、私が新築落成祝いをする人から聞かれると、「こういうふうに書きますよ。」ということを教えてですね、筆字の上手な人を選んできてですね、書かしますよ。

再生時間:5:18

民話詳細DATA

レコード番号 47O201432
CD番号 47O20C072
決定題名 火の神昇天(共通語)
話者がつけた題名
話者名 新城康佑
話者名かな あらしろこうゆう
生年月日 19191003
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町波照間
記録日 19960319
記録者の所属組織 竹富町口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字波照間T35B04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 女の子,落成,棟札
梗概(こうがい)  昔、ある家で落成祝いをやった夜、一人の女の子が庭でしくしく泣いておったと。だから家の主が、「お前はなんでここで泣いているか。」と聞くと、「天の神様からあんたの家は日取りの悪い日に家を作って落成祝いをしてるからね、焼いて焼いたときの煙でね、天に上がって来い言われました。」とと言ったから、その家主はね、「うん、そうか。よし、それじゃあ自分が焼いてみせる。」と言って、家の屋敷の片隅に小さい家を作ってですね、その小さい家に火を付けて燃やしたと。そしたら、その女の子どもは、「ありがとうございました。」と言って、煙と一緒に上がって行ったって。だから、新築の落成の祝いは良い日を選んでからしないといけないということですね。この波照間では新築祝いのとき、瓦葺きの家なら、東の棟の柄柱に、「霜柱貫く氷雪之桁。」と書いて、西の棟の柄柱に、「雨棟露、造月之瓦。」と書くんです。この字は、私が新築落成祝いをする人から聞かれると、「こういうふうに書きますよ。」ということを教えてですね、筆字の上手な人を選んできてですね、書かしますよ。
全体の記録時間数 5:18
物語の時間数 5:18
言語識別 共通語
音源の質 ×
テープ番号
予備項目1

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