小豆と地機(共通語)

概要

この島に小豆がよく出来たみたい。そしたら、ある日その小豆があちこちの畑でみんな折られてるみたい。「誰が取ったかねえ。」と思っていると、次の日には、またあちこちで豆が折られてる。それは、そのとき、南の島に行った人が、夜、密かに来て豆を折って行ったという噂があった。それで、「あんまりこんなにして取られてはいかん。」と思ってよ、昔の機織りの地機(じ ばた)を持っていって浜に埋(うず)んだら、それから豆取を取ったり農作物を荒らすものは来なくなったという話を聞いたわけよ。この人達が行った先の南波照間(はいはてるま)は今のこの島のずっと南に、外国のマニラというところがあるでしょう。今もあっちに行ったらよ、昔、こっちで使った、道具とか色々なものが、みんなあるらしいから、そこに行ったという説もあれば、また、マニラでなくして、台湾に何とかいう島があって、向こうにもまた全くこの島で昔やったみたいに、青刈りで束ったとか、アダンの実を取ってきて食べていたとか、その行事のやり方が全部こっちでやったのをやってる風習があるみたい。だから、向こうに行ったかとういう説もあって、そのどちらが分からない。

再生時間:2:19

民話詳細DATA

レコード番号 47O201356
CD番号 47O20C065
決定題名 小豆と地機(共通語)
話者がつけた題名
話者名 宮里トヨ
話者名かな みやざととよ
生年月日 19180723
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町波照間
記録日 19950911
記録者の所属組織 竹富町口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字波照間T21A11
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 20
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 南波照間
梗概(こうがい) この島に小豆がよく出来たみたい。そしたら、ある日その小豆があちこちの畑でみんな折られてるみたい。「誰が取ったかねえ。」と思っていると、次の日には、またあちこちで豆が折られてる。それは、そのとき、南の島に行った人が、夜、密かに来て豆を折って行ったという噂があった。それで、「あんまりこんなにして取られてはいかん。」と思ってよ、昔の機織りの地機(じ ばた)を持っていって浜に埋(うず)んだら、それから豆取を取ったり農作物を荒らすものは来なくなったという話を聞いたわけよ。この人達が行った先の南波照間(はいはてるま)は今のこの島のずっと南に、外国のマニラというところがあるでしょう。今もあっちに行ったらよ、昔、こっちで使った、道具とか色々なものが、みんなあるらしいから、そこに行ったという説もあれば、また、マニラでなくして、台湾に何とかいう島があって、向こうにもまた全くこの島で昔やったみたいに、青刈りで束ったとか、アダンの実を取ってきて食べていたとか、その行事のやり方が全部こっちでやったのをやってる風習があるみたい。だから、向こうに行ったかとういう説もあって、そのどちらが分からない。
全体の記録時間数 2:19
物語の時間数 2:19
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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