蛇婿入(共通語)

概要

ある女の子の家によ、夜中にきれいな男がよ、いつも来て泊まっては行き行きしたみたいさあね。そしたらよ、娘がお母さんによ、「誰とも分からないきれいな男が毎晩来て眠っては行き行きするけど誰かね。」と言うたって。お母さんはよ、「苧(ぶー)をこう針に抜いてからよ、あの人の簪にさして行かしなさい。」と言うたって。その女の子は、そんなにして男を行かしてあったさあね。明日の日よ、その糸をたどってお母さんと二人で行ったんじゃない。行ったらよ、洞窟(がまく)の中に引かれていたみたいさあね、そしてあっちに行って聞いていたら、洞窟(がまく)の中に話するのがよ、「自分はこんなに男に化けてからに、あの女の子によ、自分は自分の毒を入れてきた。」と言ったら、「人間はものが分かるからよ、三月三日の日よ、蓬(くず)の葉っぱの汁を入れた餅作って食べてよ、海に潮干狩りに行ってさあね、潮水の波が下からぶうっと吹き上がる干潟(ぴー)を女の子が三回渡ったらよ、お前の入れた毒はみんな生むはずよ。」と言ったからよ、そのこと聞いて三月三日の日によ、蓬(くず)汁を入れて餅を作って食べてからよ、潮干狩りに行ってからよ、あのピーミンガを三回こんなに渡ったって。だからあの女の子はよ、みんな蛇の子供ピピーっと生んで流したって。だから三月三日は女の節句というという話を聞いている。

再生時間:2:56

民話詳細DATA

レコード番号 47O201350
CD番号 47O20C065
決定題名 蛇婿入(共通語)
話者がつけた題名
話者名 波照間ヒサ
話者名かな はてるまひさ
生年月日 19140214
性別
出身地 沖縄県八重山郡竹富町波照間
記録日 19950911
記録者の所属組織 竹富町口承文芸学術調査団
元テープ番号 竹富町字波照間T21A06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 12
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 針,三月三日
梗概(こうがい) ある女の子の家によ、夜中にきれいな男がよ、いつも来て泊まっては行き行きしたみたいさあね。そしたらよ、娘がお母さんによ、「誰とも分からないきれいな男が毎晩来て眠っては行き行きするけど誰かね。」と言うたって。お母さんはよ、「苧(ぶー)をこう針に抜いてからよ、あの人の簪にさして行かしなさい。」と言うたって。その女の子は、そんなにして男を行かしてあったさあね。明日の日よ、その糸をたどってお母さんと二人で行ったんじゃない。行ったらよ、洞窟(がまく)の中に引かれていたみたいさあね、そしてあっちに行って聞いていたら、洞窟(がまく)の中に話するのがよ、「自分はこんなに男に化けてからに、あの女の子によ、自分は自分の毒を入れてきた。」と言ったら、「人間はものが分かるからよ、三月三日の日よ、蓬(くず)の葉っぱの汁を入れた餅作って食べてよ、海に潮干狩りに行ってさあね、潮水の波が下からぶうっと吹き上がる干潟(ぴー)を女の子が三回渡ったらよ、お前の入れた毒はみんな生むはずよ。」と言ったからよ、そのこと聞いて三月三日の日によ、蓬(くず)汁を入れて餅を作って食べてからよ、潮干狩りに行ってからよ、あのピーミンガを三回こんなに渡ったって。だからあの女の子はよ、みんな蛇の子供ピピーっと生んで流したって。だから三月三日は女の節句というという話を聞いている。
全体の記録時間数 3:02
物語の時間数 2:56
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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